ロジックツリーで問題を分解すると、会議は激減する 会社で会議が長くなるとき、たいてい最初に出てくる言葉は曖昧だ。 「売上が悪い」 「人手が足りない」 「業務が回らない」 「クレームが増えている」 「現場が疲弊している」 「なぜか進まない」 こういう言葉は、現場感としては正しい。 でも、そのままでは仕事が進みにくい。
会議が長いのは、問題を分解せずに持ち込むから
私は、多くの会議はここでつまずいていると思っている。
たとえば、こんな会議がある。
「最近売上が厳しいので、何か打ち手を考えたいです」
この一言で会議を始めると、
話は無限に広がる。
広告の話。
営業の話。
競合の話。
価格の話。
人員の話。
景気の話。
SNSの話。
商品の話。
もちろん、全部関係あるかもしれない。
だが、全部を一度に話すと、何も決まらない。
それよりも、会議前にAIにこう頼めばいい。
「売上不振の原因をロジックツリーで分解して」
「客数と客単価の観点で整理して」
「さらに確認すべき論点を枝分かれで出して」
これだけで、かなり会議の質は変わる。
いきなり答えは出なくてもいい。
でも少なくとも、
どこを議論する会議なのか
ははっきりする。
ここが大きい。
AI時代のロジックツリーは「正解探し」ではなく「論点整理」に使う
ここでも大事なのは、AIに正解を出させようとしすぎないことだ。
AIが出したロジックツリーは、完璧でなくてもいい。
むしろ重要なのは、
会議前に論点が見えること
だ。
私はAIの強みはここだと思っている。
人間だけで問題を分解しようとすると、
時間がかかる。
思い込みが入る。
いつもの論点に引っ張られる。
だがAIに一度切らせると、
自分たちが見落としていた枝が見えることがある。
たとえば「売上が悪い」と言っていたのに、
実は全体売上ではなく特定チャネルだけが落ちていた、
というようなこともあり得る。
つまりロジックツリーは、問題を解く前に、
問題の見え方を整える
ために使う。
ここがAI時代にはとても重要だ。
たとえば「売上が悪い」はロジックツリーでこう変わる
具体例で見てみたい。
たとえば会議テーマが
「最近このカテゴリの売上が悪い」
だったとする。
そのままだと広すぎる。
これをAIでロジックツリー化すると、こうなる。
AIで作ったロジックツリー例
問題:カテゴリ売上が伸びない
1. 客数の問題
* 新規顧客流入が減っている
* 来店・訪問数が減っている
* 比較検討段階で離脱している
* 販路ごとの接触機会が不足している
2. 客単価の問題
* 単価の低い商品に流れている
* 上位商品の提案率が低い
* まとめ買いが起きていない
* 値引き依存で利益商品が動いていない
3. 商品構成の問題
* 売れる商品に在庫が寄っていない
* 競合優位なカテゴリに弱い
* 顧客ニーズと品揃えがずれている
4. 伝え方の問題
* 強みが一目で伝わらない
* 価格差の理由が説明できない
* 販促物が比較検討に対応していない
5. 売る場の問題
* 適切な販路に十分置けていない
* EC上で埋もれている
* 店頭導線が弱い
これからの時短コスパAI仕事術―昭和・令和・未来のビジネス
2026.04.25
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人材育成コンサルタント、シニアインストラクター
● 人材育成、DX・IT、コンサル、マーケの経験を踏まえて、人材教育の新たなアプローチを探求中 明大法なのに齋藤孝ゼミ🤣 教免3種ホルダー イノベーション融合学会専務理事 教育研究家、モノカキの時は、「富士 翔大郎」と言います。天才トム・ショルツの「BOSTON」と「マニュアル車」「海外ドラマ」をこよなく愛する静岡県民
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