PREPで上司説明を短く強くするAI仕事術 「で、結論は?」 上司に説明しているとき、こう言われた経験がある人は多いと思う。 本人はちゃんと説明しているつもりだ。 背景も伝えたい。 経緯も大事だ。 なぜそう考えたかも共有したい。
今回は、社内説明、上司報告、承認依頼、部門間の提案など、あらゆる場面で効く型です。
第6章
PREPで上司説明を短く強くするAI仕事術
「で、結論は?」
上司に説明しているとき、こう言われた経験がある人は多いと思う。
本人はちゃんと説明しているつもりだ。
背景も伝えたい。
経緯も大事だ。
なぜそう考えたかも共有したい。
でも、聞く側からすると長い。
そして、何を判断すればいいのかが見えにくい。
このズレは、会社のあちこちで起きている。
* 上司への報告
* 稟議前の相談
* 他部門への依頼
* 企画の提案
* 会議での発言
* チャットでの説明
問題は、説明が足りないことではない。
むしろ逆で、順番が悪いことが多い。
ここで効くのがPREPだ。
* Point
* Reason
* Example
* Point
つまり、
* 結論
* 理由
* 具体例
* 結論の再提示
である。
これは話し方のテクニックとしてよく知られている。
だが私は、AI時代にはこれがさらに重要になると思っている。
なぜなら、AIを使えば、
長くて散らかった説明を、一瞬で“通る順番”に並べ替えられる
からだ。
これはかなり強い。
説明が長くなる人は、情報が多いのではなく順番が崩れている
説明が長い人を見ると、つい
「要点をまとめるのが苦手なんだな」
と思いがちだ。
でも実際にはそうとも限らない。
多くの場合、本人の頭の中ではわかっている。
ただ、それを相手に渡す順番が崩れているだけだ。
たとえば、こういう説明になりやすい。
「今回の案件なんですけど、先月から少しずつ話が出ていて、営業現場からも声が上がっていて、競合も最近似た動きをしていて、それで社内でも温度感が高くなってきたので……」
悪い話ではない。
背景としては大事かもしれない。
だが、聞く側は早い段階で迷子になる。
何を言いたいのか。
何を決めたいのか。
賛成してほしいのか。
相談なのか。
報告なのか。
ここが見えないと、人は話を聞きながら疲れていく。
私は、説明が通らない理由の多くは、内容不足ではなく、
着地が見えないこと
だと思っている。
PREPは、この問題をかなり解決する。
PREPは「話し方」ではなく「判断しやすくする地図」である
PREPというと、プレゼンや営業トークの型と思われがちだ。
たしかにその面もある。
だが、私はもっと本質的に見ている。
PREPは、
相手が判断しやすいように話を並べる地図
である。
たとえば上司が知りたいのは、たいていこの順番だ。
* 結局どうしたいのか
* なぜそう言えるのか
* 具体的にはどういうことか
* で、何を決めればいいのか
つまりPREPは、聞き手の思考順に近い。
最初に結論があるから、聞く準備ができる。
次に理由があるから、納得の骨組みができる。
具体例があるから、解像度が上がる。
最後に結論をもう一度置くから、判断がぶれない。
私はこれを、単なる話術ではなく、
仕事の進め方そのものを軽くする型
だと思っている。
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人材育成コンサルタント、シニアインストラクター
● 人材育成、DX・IT、コンサル、マーケの経験を踏まえて、人材教育の新たなアプローチを探求中 明大法なのに齋藤孝ゼミ🤣 教免3種ホルダー イノベーション融合学会専務理事 教育研究家、モノカキの時は、「富士 翔大郎」と言います。天才トム・ショルツの「BOSTON」と「マニュアル車」「海外ドラマ」をこよなく愛する静岡県民
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