6️⃣これからの時短コスパAI仕事術―昭和・令和・未来のビジネス《第6章》

2026.05.15

仕事術

6️⃣これからの時短コスパAI仕事術―昭和・令和・未来のビジネス《第6章》

富士 翔大郎
人材育成コンサルタント、シニアインストラクター

PREPで上司説明を短く強くするAI仕事術 「で、結論は?」 上司に説明しているとき、こう言われた経験がある人は多いと思う。 本人はちゃんと説明しているつもりだ。 背景も伝えたい。 経緯も大事だ。 なぜそう考えたかも共有したい。

これだけで、かなり伝わりやすくなる。


長さが短くなったことも大きい。
だがそれ以上に、何を判断すればいいかが見えることが大きい。



PREPが効くのは、上司だけではない

PREPは上司説明に強い。
だが、それだけではない。

他部門への相談にも効く。
チャットにも効く。
会議発言にも効く。
資料の冒頭にも効く。
稟議の説明文にも効く。

なぜなら、どんな相手でも、
まず知りたいのは
「結局何が言いたいのか」
だからだ。

私は、仕事が通る人の共通点はここにあると思っている。

話がうまいのではない。
結論を先に置ける。
しかもそのあとに、納得材料を無駄なく置ける。

PREPは、その型をかなり再現しやすくしてくれる。

しかもAIがある今は、そのハードルが低い。

だからこれは、一部の話し上手だけの技術ではない。
多くの人が使える仕事術になった。

PREPで会話すると、会議の密度が上がる


会議が長くなるのは、情報が多いからではない。
結論が見えないまま、みんなが背景から話すからだ。

人が順番に長く話し、
聞いている側は要点を探し、
最後にまた確認が必要になる。

この流れは重い。

だがPREPで会話すると、かなり変わる。

最初に結論。
次に理由。
必要なら具体例。
最後に結論の確認。

これだけで、話の着地点が早く見える。
すると、会議は背景説明の場ではなく、判断の場に近づく。

私はここでも、AIの役割は大きいと思っている。

会議に入る前に、説明をPREP化しておくだけで、
発言の質はかなり上がる。
そして会議全体も軽くなる。

つまりPREPは、個人の話し方改善ではなく、
組織の会話コストを下げる型
でもある。



説明が通る人は「短い人」ではなく「順番がいい人」

ここも大事だ。

説明上手というと、短く話せる人と思われがちだ。
でも私は、少し違うと思っている。

本当に通る人は、ただ短いのではない。
順番がいい。

必要な情報を、必要な順で置いている。
だから相手が理解しやすい。
だから判断しやすい。
だから前に進みやすい。

PREPは、その順番を整える。

つまりこれは、話術というより構造化だ。
そして構造化こそ、AIが最も得意なことのひとつだ。

私はここに、AI時代の仕事術の核心があると思っている。

PREPは「考えを浅くする」のではなく「通る形にする」


結論から言うと浅くなる、と思う人もいるかもしれない。
背景を省くと雑になる、と感じる人もいるだろう。

だが、私は逆だと思っている。

PREPは、考えを浅くするのではない。
考えを通る形にする
のである。

背景や文脈が不要になるわけではない。
ただ、それを出す順番が変わる。

最初に結論があるから、背景が理解しやすくなる。
最初に論点が見えるから、具体例も意味を持つ。
最後に結論を戻すから、判断が定まる。

これはかなり重要だ。

会社の仕事は、よく考えることも大事だが、
それ以上に、
相手に伝わる形でよく考えたものを渡すこと
が大事だからだ。

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富士 翔大郎

人材育成コンサルタント、シニアインストラクター

● 人材育成、DX・IT、コンサル、マーケの経験を踏まえて、人材教育の新たなアプローチを探求中 明大法なのに齋藤孝ゼミ🤣 教免3種ホルダー イノベーション融合学会専務理事 教育研究家、モノカキの時は、「富士 翔大郎」と言います。天才トム・ショルツの「BOSTON」と「マニュアル車」「海外ドラマ」をこよなく愛する静岡県民

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