それぞれの立場で「和顔愛語 先意承問」

2012.01.01

ライフ・ソーシャル

それぞれの立場で「和顔愛語 先意承問」

寺西 隆行
(株)Z会 教室事業部特命職

社会を創っているのは、自分たちです。 何かに対して文句がある…そんな社会を創っているのは、あなた自身でもあります。 社会に幸せを感じている…そんな社会を創っているのは、間違いなく、あなたです。

「大阪市職員です。」ブログも、真実(の総体)を語っているかどうかは、わかりません。
しかし、マスメディアで報道される事実もまた、真実(の総体)を語っているともいえないのです。

それなのに、どうして、こんなに簡単に、そして見るに堪えない、誹謗中傷もどきのコメントがつくのか…
ほんとに悲しいです。

もう1つ。僕の友人の話をします。
彼は厚生労働省勤務の官僚です。
新人の時の仕事は、平日9時から17時半まで、延々と年金問題のクレーム電話に対処する仕事。
世の中の「仕組み」を変えようとする仕事は、17時半以降じゃないとできませんでした。
当然深夜3時4時の激務で、病院送りになった人もいたそうです。

クレーム電話に出る仕事なんて誰か他の人に任せればいいじゃない、という声もあるかもしれませんが…
そこでちょっと間違ったことを言った瞬間に、またメディアに叩かれるという構造。
だから、すべてのことを把握した人…結局、高級官僚クラスが電話に出るしかない状況だったそうです。

この記事をご覧頂いている方には、このことを事実として受け止められないかもしれません(僕自身をご存じないわけですから)。
でも、僕の友人が僕に、呑みの席で、こんなネタで嘘を言うわけはありませんから、僕にとっては100%事実ですし、僕を知っている皆さんにとっても、このことは「推定、100%事実」として受け止めてくれると思います。

この2つのことがらに共通すること。
それは、「単なる文句」を言う人が、価値創造に費やす時間を社会から奪っているということです。
「単なる文句」を言う人自身が、費用対効果の悪い(国などの)仕組みや政策を生んでしまっているということです。

文句を言いたくなるような対象の言動が先にあるのかもしれません。
また、適切な批判であれば一向に構わないと思います。

しかし…大阪市職員のブログに述べられた状況や、友人が受けていたクレーム電話のように、自らの気持ちの「はけ口」として「単なる文句」を他人に浴びせる行為そのものは、社会の価値をかなりマイナスに導くものであることは間違いありません。

これらの行為の存在を極小化し、それぞれの人が、それぞれのおかれた立場で、出来る限り「先意承問」の態度とをとることが、今の日本社会に幸せな未来を創る、一番の方法だと思うのです。

震災後。
ボランティアに行った僕自身の友人知人の数。
恐らく数え上げると100名はくだらないと思います。

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寺西 隆行

寺西 隆行

(株)Z会 教室事業部特命職

幼児から大学生・若手社会人の教育に携わる(株)Z会にて、教室部門にて様々な開発に奮闘中。前任ではWeb広告宣伝・広報・マーケティングなどを担当。 ※本サイト投稿記事は個人の見解です。

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