富士翔大郎メソッドの確立──メンタリング5.0とは何か 福島正伸先生からの学びを基盤に、私は自らの現場で試行錯誤を重ねました。その中で確信したのは、人財育成の中心に「自立型人財育成」を置くことが、すべての施策のOSになるということです。
富士翔大郎メソッドの確立──メンタリング5.0とは何か
福島正伸先生からの学びを基盤に、私は自らの現場で試行錯誤を重ねました。その中で確信したのは、人財育成の中心に「自立型人財育成」を置くことが、すべての施策のOSになるということです。
メンタリングの進化を整理する
まず、従来からのメンタリングの流れを整理しましょう。
• メンタリング1.0
制度に頼らず、先輩や師匠が後輩に寄り添う「自然発生型」メンタリング。
属人的で再現性は低いが、尊敬に基づいた関係は非常に強い。
• メンタリング2.0
企業が制度化した「フォーマル型メンタリング」。
メンター任命や定期面談などが導入され、全員に機会が与えられるようになった。
しかし、形骸化や「やらされ感」という副作用も生じた。
• メンタリング3.0
「見本・信頼・支援」を核に据え、依存型から自立型人財へ導く型。
育成の目的が「自立」であることを明確にした進化形。
• メンタリング4.0
上司から部下への片方向を超え、部下も上司を支援する「双方向メンタリング」。
相互作用によって職場全体が学びの場となる。
• メンタリング5.0
そして到達点が、文化として根づくメンタリング。
個人や制度に依存せず、組織全体が「自立型人財育成」を共通OSとして回り始める段階。
富士翔大郎メソッドの核心
ここで私が確立したのが 富士翔大郎メソッド=メンタリング5.0 です。
その核心は次の4点に集約されます。
1. 制度や研修そのものに依存しない
研修は支援の場であり、指示の場ではない。
2. 双方向性を徹底する
上司も部下も「見本・信頼・支援」を実践し合う。
3. 組織文化として根づかせる
一過性の施策ではなく、職場の日常にメンタリングを組み込む。
4. 成果は企業や社会への貢献につなげる
人財育成のゴールは、売上や利益、そして社会への価値提供である。
なぜ5.0が必要なのか
多くの企業は制度や施策を導入しても「変わらない組織」に悩んでいます。
それはOS(育成の基本コンセプト)がバラバラだからです。
メンタリング5.0は、すべての施策を「自立型人財育成」という一本の軸で統合します。
これにより、施策の方向性が揃い、組織の文化そのものが変わっていくのです。
まとめ
• メンタリングは1.0から5.0へ進化してきた。
• その到達点が、**文化として定着する「富士翔大郎メソッド」**である。
• 自立型人財育成をOSに据えることで、制度依存から文化醸成へと進化できる。
次回は、このメソッドを最初に実践した具体的なケース──
「ネクストリーダー研修──“空白の7年間”を埋める挑戦」をご紹介します。
人材育成
2025.09.21
2026.01.18
2026.01.18
シニアインストラクター
● 人材育成、DX・IT、コンサル、マーケの経験を踏まえて、人材教育の新たなアプローチを探求中 明大法なのに齋藤孝ゼミ🤣 教免3種ホルダー イノベーション融合学会専務理事 教育研究家、モノカキの時は、「富士 翔大郎」と言います。天才トム・ショルツの「BOSTON」と「マニュアル車」「海外ドラマ」をこよなく愛する静岡県民
フォローして富士 翔大郎の新着記事を受け取る