企業が求める「コミュニケーション能力」の本質は?

2011.11.17

組織・人材

企業が求める「コミュニケーション能力」の本質は?

寺西 隆行
(株)Z会 教室事業部特命職

社会人基礎力として大事と言われる「コミュニケーション能力」。 では、その能力の意味する本質はどこか? …意外に捉えられていない気がします。 いつまでたっても企業が求める力の上位にランクインする、ということは(苦笑)

12月から就活解禁のためか、最近、就活についてのニュースが増えてきたような気がします。
そして、就活ニュースが増えると、決まって出てくる「企業が社会人に求める能力とは?」ネタ。
このところ毎年のように…そしてほとんど「一番」にランクするのが

「コミュニケーション能力」

ですね。

しかし、「コミュニケーション能力」が大切!と言われて、コミュニケーション能力がその時点でない人が、“そうか!だったら~しよう!”という考えや行動は、本質を捉えていない場合が多い気がします。
たとえば…

・人付き合いが苦手なので、いろいろな異業種交流会に出かける。
・ついついホンネが出てしまうので、建前でその場をしのぐやり方を身につける。
・会議の場での発言に慣れるため、ディベート形式の場に多く参加する。
・積極性を身につけるために、自ら挨拶を元気にしようとする(笑)
・コミュニケーションに関するノウハウ本をたくさん読んでしまう(苦笑)
・Facebook で多くの「友達」関係の人をつくる。

などでしょうか。

どれも「間違い」とまではいいませんが、それだけでは企業が求めている「コミュニケーション能力」が本質的に身につくとは思えません。
これらのやり方は、潜在能力としてはコミュニケーション能力は持っているけれども、顕在化していない人が、顕在化させるための手法であって、そもそも身についていない人が「企業が納得するレベル」にまで昇華させられるとは思えないのです。

コミュニケーション能力とは?を僕なりに定義すると

1.相手の心を理解しよう、という心を持ち合わせていること
2.相手の求めていることを言動で表現できる技術を持ち合わせていること
3.1・2を両方身につけていること

です。そして、1×2の能力数値が高い人が「コミュニケーション能力の高い人」です。

まるっとまとめると「相手のことを考え、相手の求めに応じたアウトプットができること」なんですけどね。
冒頭に挙げた行動は、すべてが自分主体で考えていますから、コミュニケーション能力の本質をついていない、と思えるわけです。

今年はFacebookが流行りですし、“就活にもFacebook!”のようなニュースがかなり取り上げられていますので、先日、Facebookを通じて起きた出来事を紹介しながら、コミュニケーションについて考える題材を提供することにします。

つい先日、橘川幸夫さんとFacebookで友達になりました。
僕にとっては超が何個もつくくらい嬉しいことでした。
※橘川幸夫さんの連載中の執筆記事とプロフィール
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20111013/223172/

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寺西 隆行

寺西 隆行

(株)Z会 教室事業部特命職

幼児から大学生・若手社会人の教育に携わる(株)Z会にて、教室部門にて様々な開発に奮闘中。前任ではWeb広告宣伝・広報・マーケティングなどを担当。 ※本サイト投稿記事は個人の見解です。

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