「陰徳」を積む人は「陽摘」できる

2007.08.31

ライフ・ソーシャル

「陰徳」を積む人は「陽摘」できる

寺西 隆行
(株)Z会 教室事業部特命職

他者への指摘をしなければいけないときがある、そのとき「匿名」であることはいかがなものかー。 そんな気持ちから逆に考え、徳行を誇示する人と隠れて自然に行える人、そのような人は他者へ指摘するとき、どのような態度を見せているかー。

「陰徳を積む」という言葉がありますね。
「陰徳」とは、「人に知られないようにひそかにする善行」(大辞泉より)。
意識して知られないようにする、というよりも、自然にいつのまにか善行を行っている人を「陰徳を積む人」というのでしょう。

そして「陰徳陽報」。陰徳を積んだ人には必ず目に見えてよいことが返ってきます。

「陰徳」の対義語は「陽徳」になります。誰の目にも明らかな徳、ということですね。

ふと思いました。
世の中には「陽徳」とフツウは思われるような行為をしたとき、人一倍いろんな人に吹聴する、あるいはヤらしく見せる人がいますよね。
あくまで僕の経験上ですが、このような人は陰口も人一倍多い。
人間ができていないんですよね。基本的に「卑怯」な人なので。

昔から、田舎のおばちゃんが集まって…というときには「陰口」が多くなりがちな日本の文化。
Webの世界ができて、「(Web上の)匿名による批判や中傷」に変わります。

陽徳を誇示する人は、陰口を叩く。
じゃあ、逆に、と考えてみました。
あ、確かに、陰口を叩く人は、陽徳を誇示しますね。
であれば、「(Web上の)匿名による批判や中傷」をする人も、基本的には陽徳を誇示するんではないかと。

同じように考えます。
陰徳を積んでいる人は、陰口なんて叩きませんよね。
ということは、Web上で何か、本人にとっては何の気なしなのに、相手にとって批判的とも取れることを指摘するときには
「匿名ではなく、堂々としている」
のではないか、と。

これも逆に見ます。
(Web上で)「匿名ではなく、堂々としている」人。きっと陰徳を積むこともできるんではないかと。
確かに、批判することそのものをタレント活動のネタにする場合を除き、相手にとっては「批判的」とも取れる文章を書くときには、堂々としている方の方が、見ていて気持ちよいですよね。
そして、誠実でもあります。

一人で活躍しているコンサルタントなどの職種の方は、自分の意見を述べるとき、自分の名前を堂々と出します。自らの宣伝活動でもありますので、当然でもありますけど。
しかし、組織に属するサラリーマンの方は、ブログなどを持っても匿名のことがほとんどです。
「会社の意見と自分の意見とは違う」と周りが見てくれない場合、会社の責任を負うことになりますので、気持ちもわからなくもないのですが、だからといって匿名であることをいいことに、匿名の自分で活動している「Web上の自分」が、安易に他者を中傷するコメントを入れたり、ましてや会社批判などをするなんて間違っていますよね。
自分で個人事業主であることを考えてみてください、そんなことできるか?ということです。

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寺西 隆行

寺西 隆行

(株)Z会 教室事業部特命職

幼児から大学生・若手社会人の教育に携わる(株)Z会にて、教室部門にて様々な開発に奮闘中。前任ではWeb広告宣伝・広報・マーケティングなどを担当。 ※本サイト投稿記事は個人の見解です。

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