1️⃣2️⃣【連載】時代でビジネスはどう変わったのか?⑫次の30年で壊れるもの —— 会社は消えるのか

2026.04.08

組織・人材

1️⃣2️⃣【連載】時代でビジネスはどう変わったのか?⑫次の30年で壊れるもの —— 会社は消えるのか

富士 翔大郎
人材育成コンサルタント、シニアインストラクター

昭和は、会社が人生だった。 平成は、会社に不安を抱えた。 令和は、会社を使う。 では、次の30年はどうなるのか。 会社は消えるのか? 答えはNOだ。 だが、今の形のままではいられない。

昭和は、会社が人生だった。

平成は、会社に不安を抱えた。

令和は、会社を使う。

では、次の30年はどうなるのか。

会社は消えるのか?

答えはNOだ。

だが、今の形のままではいられない。

■ すでに壊れ始めている前提


ここまでの連載で見てきたもの。

・終身雇用の揺らぎ
・年功序列の崩壊
・副業解禁
・転職一般化
・生成AIの台頭
・成功の分散化

これらはバラバラに見えるが、
一本の線でつながっている。

会社という仕組みの再設計。

■ AIは仕事を奪うのか?


よくある問いだ。

だが本質はそこではない。

AIが奪うのは「作業」。

奪われにくいのは

・意思決定
・責任
・関係構築
・創造的統合

昭和は肉体労働中心。
平成は情報処理中心。
令和は判断中心。

次の30年は、
「人間である意味」が問われる。

■ 壊れる可能性が高いもの


① 定年という概念

人生100年時代。

60歳で線を引く合理性は薄い。

すでに再雇用制度、継続雇用が一般化。

年齢ではなく、能力基準へ。

② 正社員という境界


フルタイム固定型は減る可能性。

プロジェクト単位契約。
複数社所属。
ギグワーク拡大。

会社員とフリーランスの境界が曖昧になる。

③ 出社前提文化


リモート定着。
オフィス縮小。
地方移住増加。

働く場所が固定されない。

④ 会社=アイデンティティ


昭和は会社名が自己紹介だった。

令和はスキルや実績が自己紹介。

次は、

「何を創れる人か」

になる可能性が高い。

■ 変わらないものもある


だが、すべてが消えるわけではない。

・組織の力
・分業の効率
・信用の担保
・社会保障機能

大規模プロジェクトは個人ではできない。

会社は残る。

だが、神ではない。

■ 次のキーワードは「共創」


昭和は組織内競争。
平成は市場競争。
令和は個人競争。

次は、

企業×個人の共創。

社員でもあり、外部プレイヤーでもある。
一社専属ではない関わり方。

会社は「囲う場」から「つながる場」へ。

■ 世代が未来をどう見るか


昭和世代

「会社は必要だ」

平成世代

「会社は不安定だ」

令和世代

「会社は選択肢だ」

次世代はこう言うかもしれない。

「会社はプラットフォームだ」

■ 最後に


50年で壊れたのは、

・雇用の前提
・お金の前提
・成功の前提
・家族の前提

そして、

「会社=人生」という前提。

だが会社は消えない。

形を変える。

問題は、どの時代の前提で自分を設計するかだ。

昭和の成功体験か。
平成の不安か。
令和の合理か。
それとも次の構造か。

あなたは、どのOSで生きるだろうか。

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富士 翔大郎

人材育成コンサルタント、シニアインストラクター

● 人材育成、DX・IT、コンサル、マーケの経験を踏まえて、人材教育の新たなアプローチを探求中 明大法なのに齋藤孝ゼミ🤣 教免3種ホルダー イノベーション融合学会専務理事 教育研究家、モノカキの時は、「富士 翔大郎」と言います。天才トム・ショルツの「BOSTON」と「マニュアル車」「海外ドラマ」をこよなく愛する静岡県民

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