昭和の会社員にとって、副業は“裏切り”だった。 就業規則にはこう書いてある。 「会社の許可なく他の業務に従事してはならない」 なぜそこまで厳しかったのか。 答えは単純だ。 会社が“生活そのもの”だったからだ。
昭和の会社員にとって、副業は“裏切り”だった。
就業規則にはこう書いてある。
「会社の許可なく他の業務に従事してはならない」
なぜそこまで厳しかったのか。
答えは単純だ。
会社が“生活そのもの”だったからだ。
■ 昭和:会社は独占者だった
高度経済成長期、企業は社員を囲い込む。
終身雇用。
年功序列。
企業年金。
社宅。
家族手当。
生活インフラを会社が握る。
🔥昭和副業トリビア
・副業は原則禁止
・アルバイト発覚で処分例
・社宅・福利厚生が充実
・企業年金依存度が高い
・退職金前提の人生設計
・会社の看板=信用力
・住宅ローン審査は勤務先重視
副業が不要だった、というより、
副業が必要ない構造だった。
会社が守ってくれる。
だから忠誠が成立する。
■ 平成:守られないことに気づく
バブル崩壊。
リストラ。
希望退職。
倒産。
会社は永遠ではないと判明する。
だが副業文化はまだ弱い。
💥平成副業トリビア
・2000年代、アフィリエイト流行
・ネットオークション拡大
・ブログ収益化
・副業は“こっそり”
・転職サイト急増
・非正規雇用増加
ここで微妙な変化が起きる。
「会社一本は危ないかもしれない」
だが社会の空気はまだ昭和寄り。
副業は“裏”。
■ 令和:個人が経済単位になる
決定打は二つ。
1. スマホ普及
2. コロナ禍
在宅勤務。
通勤時間消滅。
SNS経由で収益化。
🚀令和副業トリビア
・副業容認企業増加
・クラウドソーシング拡大
・YouTube・SNS収益化
・オンライン講座販売
・フリーランス人口増加
・副業が本業超え事例
・確定申告アプリ普及
・会社が副業を推奨するケース
会社の外で、収入を得られる。
これは革命だ。
昭和では不可能だった。
■ なぜ逆転したのか?
理由は構造的。
1. 経済成長鈍化で企業余力減少
2. 雇用流動化
3. デジタル化で個人が市場直結
4. 人材不足で企業が縛れない
昭和は企業優位。
令和は個人も選択権を持つ。
会社が副業を禁止すると、人材が逃げる。
力関係が変わった。
■ 世代が衝撃を受ける瞬間
昭和世代が驚く令和
・会社が副業推奨
・本業より副業収入が多い
・会社に依存しない若者
・SNSで仕事獲得
令和世代が驚く昭和
・副業即処分
・会社の許可制
・社内完結人生
・転職少数派
平成世代の本音
「リスク分散したかった」
■ 本質的な変化
副業の解禁は、
単なる制度変更ではない。
会社と個人の力関係の再設計。
昭和:会社が雇う
平成:会社に雇われる
令和:会社を使う
収入源が複線化した時点で、
人生の主導権は個人に戻る。
会社は神ではない。
プラットフォームだ。
あなたの収入は一本か、複線か。
次回は、
8️⃣ 寿退社はなぜ当たり前だったのか。
ビジネスと家族観の変化を構造で解剖する。
【連載】時代でビジネスはどう変わったのか?
2026.03.22
2026.03.23
2026.03.26
2026.03.30
人材育成コンサルタント、シニアインストラクター
● 人材育成、DX・IT、コンサル、マーケの経験を踏まえて、人材教育の新たなアプローチを探求中 明大法なのに齋藤孝ゼミ🤣 教免3種ホルダー イノベーション融合学会専務理事 教育研究家、モノカキの時は、「富士 翔大郎」と言います。天才トム・ショルツの「BOSTON」と「マニュアル車」「海外ドラマ」をこよなく愛する静岡県民
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