「民泊トラブル」の本質は、「オーナー不在」が招く構造的欠陥の賜物だ。行政は一刻も早く本来の趣旨に立ち返って、地域に対する社会的責任を果たそうとしないオーナーと、それを助長する事業者の排除に取り組んでもらいたい。
住民の生活空間を宿泊施設として提供する以上、そこにはホテル並みの厳しい「社会的責任」が伴う。オーナーが宿泊客と地域住民の間に立ち、摩擦を最小化するための盾となる覚悟がないのであれば、その事業に継続性はない。
民泊が日本市場において「排除されるべき存在」から「地域を豊かにする存在」へと脱皮できるか。その瀬戸際に今、私たちは立っている。市場の自浄作用に期待する段階は終わった。今こそ、実効性のある規制と、責任ある運営体制の義務化を断行すべき時である。
日沖 博道(ひおき ひろみち):パスファインダーズ株式会社 代表取締役、「個別指導型」経営塾「羅針盤倶楽部」コーディネーター&アドバイザー。
社会インフラ・制度
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パスファインダーズ株式会社 代表取締役 社長
「世界的戦略ファームのノウハウ」×「事業会社での事業開発実務」×「身銭での投資・起業経験」。 足掛け39年にわたりプライム上場企業を中心に300近いプロジェクトを主導。 ✅パスファインダーズ社は大企業・中堅企業向けの事業開発・事業戦略策定にフォーカスした戦略コンサルティング会社。AIとデータサイエンス技術によるDX化を支援する「ADXサービス」を展開中。https://www.pathfinders.co.jp/ ✅第二創業期の中小企業経営者向けの「個別指導型」経営塾『羅針盤倶楽部』を主宰。https://rashimban.pathfinders.co.jp/
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