昭和のサラリーマンにとって、会社は収入源ではない。 身分証明書だった。 「どこの会社?」 これがその人の信用力を決めた。 今の若者が「フォロワー何人?」と聞かれるのと近い。 だが、スケールが違う。
昭和のサラリーマンにとって、会社は収入源ではない。
身分証明書だった。
「どこの会社?」
これがその人の信用力を決めた。
今の若者が「フォロワー何人?」と聞かれるのと近い。
だが、スケールが違う。
■ 昭和という“会社国家”
まず事実からいこう。
🔥昭和トリビア(腰抜かしゾーン)
・1980年代、大企業の平均勤続年数は20年以上が当たり前
・新卒3年以内離職率は今より大幅に低い
・定期預金金利は5〜6%
・住宅ローン金利は7〜8%
・退職金2,000万超は珍しくなかった
・ボーナスは封筒で現金手渡し
・会議室での喫煙率ほぼ100%
・女性の総合職はごく少数
・転職回数2回以上は「問題あり」扱い
・企業の運動会や社員旅行が本気
・「24時間戦えますか?」が流行語になる
そして最大の神話。
1989年、東京の商業地価格はピーク。
「皇居の土地でカリフォルニアが買える」と本気で語られた。
つまり。
会社+土地=最強の人生設計。
会社は守る装置だった。
■ 崩壊は“数字”で起きた
1991年以降。
地価は下落。
株価は暴落。
銀行は不良債権まみれ。
💥平成初期トリビア
・日経平均は1989年末約3万9千円 → その後長期低迷
・都市部地価はピーク比で半値以下
・大手企業でも希望退職募集
・就職氷河期、内定率50%台
・正社員になれない世代誕生
昭和の前提が壊れた。
「会社にいれば安泰」は、統計的に保証されなくなった。
■ 平成は“我慢の時代”
平成世代は板挟み。
上からは昭和型根性論。
下からは令和型合理主義。
💥平成トリビア(刺さるやつ)
・サービス残業が社会問題化
・過労死という言葉が一般化
・派遣社員急増
・ITバブル崩壊
・ガラケー全盛期
・メールの「お世話になっております」文化
・転職サイト台頭
・成果主義で評価基準混乱
会社はまだ中心。
でも不安は常にあった。
「この会社、大丈夫か?」
■ 令和は“疑いから始まる”
令和世代は最初から信じていない。
🚀令和トリビア(世代が割れる)
・副業容認企業が多数派に
・リモートワーク率急上昇(コロナ後急拡大)
・転職回数平均増加
・20代の投資比率上昇
・FIREという概念が一般化
・SNSで個人集客
・生成AIで資料作成
・出社は週1〜2企業増加
会社は「人生」ではなく「プロジェクト」。
■ 一番の違いは“リスクの所在”
昭和:会社がリスクを負う
平成:会社と個人で分担
令和:個人が設計する
昭和は人口増。
平成は停滞。
令和は減少社会。
同じモデルで戦えるわけがない。
■ 世代別・腰抜かし比較
昭和世代が驚く令和
・有給完全消化
・副業OK
・転職3回でも普通
・AIが資料を作る
令和世代が驚く昭和
・タバコ会議
・転職=人生終了
・飲み会強制
・土地神話
平成世代の本音
「どっちも分かる」
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2010.03.20
2015.12.13
人材育成コンサルタント、シニアインストラクター
● 人材育成、DX・IT、コンサル、マーケの経験を踏まえて、人材教育の新たなアプローチを探求中 明大法なのに齋藤孝ゼミ🤣 教免3種ホルダー イノベーション融合学会専務理事 教育研究家、モノカキの時は、「富士 翔大郎」と言います。天才トム・ショルツの「BOSTON」と「マニュアル車」「海外ドラマ」をこよなく愛する静岡県民
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