9️⃣【研修革命】―― 人は「教えて」育てるな。「任せて」育てよ《第9章》

2026.03.15

組織・人材

9️⃣【研修革命】―― 人は「教えて」育てるな。「任せて」育てよ《第9章》

富士 翔大郎
人材育成コンサルタント、シニアインストラクター

AI時代だからこそ、育成は重要になる AIが進化すると、 こんな声が聞こえてくる。 「もう人を育てなくてもいいのではないか」 私は、 真逆だと思っている。

AI時代だからこそ、育成は重要になる。

生成AIの進化によって、

こんな声を耳にすることが増えてきた。

「AIがあるなら、人を育てなくてもいいのではないか」

しかし私は、まったく逆だと思っている。

AI時代だからこそ、人材育成はこれまで以上に重要になる。

なぜなら、AIは「答え」を出すことはできても、

「問い」を立てることはできないからだ。

どんな情報を引き出すのか。

その答えをどう読み取り、どう使うのか。

そして最終的にどんな判断を下すのか。

これらはすべて、人間の役割である。

AIはあくまで強力な道具であり、

それを使う主体は人間だ。

優れた道具があっても、

それを使いこなす力がなければ意味はない。

むしろ、使いこなせる人と使えない人の差は、

これまで以上に大きく広がっていくだろう。

もしAIを使いこなせる人だけに仕事が集中すれば、

その人たちはさらに忙しくなり、

組織はますます消耗戦に陥る。

AIがあるのに、人が疲弊する。

そんな皮肉な未来さえ起こり得る。

だからこそ重要になるのが、

「自立型人材」というOSである。

自分で考え、問いを立て、

判断し、行動できる人材。

そのOSの上にAIというアプリが乗ったとき、

はじめて組織は本当の生産性を手に入れる。

育成がなければ、AIは単なる便利ツールに過ぎない。

だが育成と組み合わされたとき、

AIは初めて経営資源になる。

AI時代とは、

人が不要になる時代ではない。

むしろ、人の力が

これまで以上に問われる時代なのである。

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富士 翔大郎

人材育成コンサルタント、シニアインストラクター

● 人材育成、DX・IT、コンサル、マーケの経験を踏まえて、人材教育の新たなアプローチを探求中 明大法なのに齋藤孝ゼミ🤣 教免3種ホルダー イノベーション融合学会専務理事 教育研究家、モノカキの時は、「富士 翔大郎」と言います。天才トム・ショルツの「BOSTON」と「マニュアル車」「海外ドラマ」をこよなく愛する静岡県民

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