第7回は「研修効果を左右する、見落とされがちな“環境”の話」。 ここで私のメソッドは、 「内容が良ければいい研修」という幻想を完全に壊します。
第7回は「研修効果を左右する、見落とされがちな“環境”の話」。
ここで私のメソッドは、
「内容が良ければいい研修」という幻想を完全に壊します。
【決定版】人材育成のトリセツ(取扱説明書)――第7回
研修の成果は「環境」で決まる
――ホスピタリティを、研修設計の中心に置いた理由
研修の話をすると、
多くの場合、議論はこうなる。
• テーマは何か
• 講師は誰か
• コンテンツは十分か
だが、7年間現場に立ち続けて、
私は確信するようになった。
研修の成果を最も左右するのは、
コンテンツではない。
環境だ。
人は「集中できない場所」では育たない
考えてみてほしい。
• 暗い会議室
• 固い椅子
• 前を向かされるスクール形式
• 途中で鳴る電話
• 冷めた弁当
この環境で、
「自分を変えろ」「本音で話せ」と言われて、
人は本気になれるだろうか。
私は無理だと思った。
研修におけるホスピタリティとは何か
ここで言うホスピタリティは、
高級ホテルの話ではない。
研修に集中できる状態を、
徹底的につくること
それだけだ。
• 余計なストレスを排除する
• 不安を減らす
• 安心して考えられる空気をつくる
これは、
おもてなしではなく、設計だ。
会場は「メッセージ」そのもの
私は、会場選びに強くこだわった。
• できる限り、非日常感があること
• 明るく、風通しがよいこと
• 「研修のための場所」だと分かること
なぜなら、
会場そのものが、
この研修は大切だ、というメッセージになる
からだ。
スクール形式は禁止した理由
リアル研修では、
スクール形式を禁止した。
理由は単純だ。
体の可動域が狭くて動かせないから、リラックスできない、そして眠くなる、特に横を向けないのは地獄、もしこれをやってるなら、拷問だと思うし、パワハラ時代の名残だね。
• 緊張する
• 評価されている気がする
• 受け身になる
そこで採用したのが、
島形式。
• 話者に向かって放射状
• 視線が固定されない
• 身体が自由に動く
この配置だけで、
場の空気は大きく変わる。
休憩とBGMは、研修の一部である
多くの研修では、
休憩は「間」として扱われる。
私は違う考えだった。
休憩も、研修の一部
オンとオフを切り替えるために、
休憩時間のBGMまで徹底的に設計した。
いろんな音源を試して、1番リラックスできる、リフレッシュできるものを選ぶ。
休憩時間以外は7つの習慣などではBGMを流すけれど、素人には難しいので、流さないことでコントラストを明確にする。
これで
• 集中を切る
• 頭をリセットする
• 次に向かう準備をする
これがあるかないかで、
後半の質はまるで違う。
弁当を出さなかった理由
どうしても仕方ない時は弁当になることもあるが、現地に行って美味しそうな店を探して交渉する。
実際、弁当よりも安くて美味しい店を見つけることができる。
弁当はコミュニケーションに役立つ場合には選択することもあるが、なんで仕事中でもないのに弁当なのか?と私が思うんですよね。
それなら、
ちゃんとした食事を取れる環境を用意した方がいい。
また、自由にしてどこで食べるかに気を取られるのも避けたい
【決定版】人材育成のトリセツ
2026.01.28
2026.02.03
2026.02.04
2026.02.06
人材育成コンサルタント、シニアインストラクター
● 人材育成、DX・IT、コンサル、マーケの経験を踏まえて、人材教育の新たなアプローチを探求中 明大法なのに齋藤孝ゼミ🤣 教免3種ホルダー イノベーション融合学会専務理事 教育研究家、モノカキの時は、「富士 翔大郎」と言います。天才トム・ショルツの「BOSTON」と「マニュアル車」「海外ドラマ」をこよなく愛する静岡県民
フォローして富士 翔大郎の新着記事を受け取る