マネジメントチームの作り方: 「ぶっちゃけ名前借り」

画像: Steve Davis

2015.07.27

経営・マネジメント

マネジメントチームの作り方: 「ぶっちゃけ名前借り」

入野 康隆

事業計画書の「マネジメントチーム」のセクション。 いかに強いマネジメントチームを作り、投資家にアピールできるかが重要なセクションです。 ベンチャーキャピタルは、事業計画自体よりも経営者の資質を重点的に審査しています。特に、アーリーステージのベンチャー企業は、計画自体の信憑性は検証しにくいので、人を見るしかないのです。

■ 「ビッグネーム?ぶっちゃけ、名前だけ借りてるんですよ」
アドバイザリーボードや取締役として、有名起業家や著名人を並べるのは「成功のにおい」をさせるには非常に有効です。

ただし、忙しい彼らが具体的なタスクを何かやってくれる機会は少ないのはベンチャーキャピタルも分かっています。

その現実を経営陣自身が分かっているかどうかが大切で、
「このビッグネームが○○事業をドライブしてくれます!」とありえないことを言うよりは、
「名前だけを借りてるんですよ!」と明るくぶっちゃける正直さとリアル感を持つことが大切です。

ビッグネームに名前を借りられたこと自体は評価できるのですから。

(初回2008年2月29日掲載)

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