パワーポイントの使い方:事業計画書の実例

2008.02.21

経営・マネジメント

パワーポイントの使い方:事業計画書の実例

入野 康隆

こんにちは、経営コンサルタントの入野です。 事業計画のパワーポイントの書き方のコツをまとめさせていただきます。

最近、事業計画書をレビューしていると、こんなのパワーポイントのスライドをよく見かけます↓


 
マズイところは

 ■「市場分析」と48ptでデカデカと
  「私は市場分析をしました」と言いたいのではないはずですが・・・

 ■グラフをどう解釈していいのか分からない
   「A社はシェア40%で圧倒的な強者です。」
   「当社はシェア3位の弱者のポジショニングです。」
   「この市場は4社による寡占状態です。」
   など、複数の解釈が可能であり、結局プレゼンターは何が言いたいことが分かりません。少し改良してこれならどうでしょうか?

ポイントは

 ■目次は小さくてもいい
  プレゼンの最初に目次を説明するので、読者はすでに分かっているので。

 ■メインメッセージはデカくハッキリと
  言いたいことをクドイほど明確に。

 ■図表・グラフの解釈を読者まかせにしない
  図表やグラフは複数の解釈もありえるので。

 ■図表・グラフは作成に苦労するわりには伝わりにくいと自覚する
  図表・グラフはパワポ作成作業で一番時間がかかりますが、
  読者はそんなに興味をもってみてくれないのが実際です。

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