コンセプチュアル思考〈第21回〉 コンセプトの精錬法[3]~ものさし変更

画像: Career Portrait Consulting

2017.02.16

組織・人材

コンセプチュアル思考〈第21回〉 コンセプトの精錬法[3]~ものさし変更

村山 昇
キャリア・ポートレート コンサルティング 代表

概念を起こす力・意味を与える力・観をつくる力を養う『コンセプチュアル思考』のウェブ講義シリーズ

米国スリーエム社では、強力な接着剤の開発途中、偶然に粘着力の弱いのりができてしまいました。まったくの失敗作と周囲はネガティブな反応を示すなか、一人だけ、こののりにポジティブな可能性を見出した研究員がいました。そしてそれは今日、付箋紙の代名詞ともなった『ポスト・イット』に大化けしたのです。

同様に、ロッテ電子工業では、お菓子の酸化を防ぎ、長期間保存できるようにするための脱酸素剤を製造していました。ある日、生産効率を上げるための実験をしていたところ、脱酸素剤がひじょうに熱くなってしまいました。これではお菓子に使えないとするなか、ある開発者は、それを逆手にとって、保温する何かに使えると考えたのです。使い捨てカイロという新しい概念を生んだ『ホカロン』の誕生です。

さて、あなたが担当する商品・サービスに対し、あるいは、あなた自身の仕事・キャリアに対し、

 ○目盛りを変えてみたらどうなるでしょう?
 ○目盛りをなくしてみたらどうなるでしょう?
 ○目盛りをつけてみたらどうなるでしょう?
 ○白黒反転させてみたらどうなるでしょう?

“コンセプト硬化症”に効くエクササイズとして「ものさし変更」をお勧めします。



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村山 昇

キャリア・ポートレート コンサルティング 代表

人財教育コンサルタント・概念工作家。 『プロフェッショナルシップ研修』(一個のプロとしての意識基盤をつくる教育プログラム)はじめ「コンセプチュアル思考研修」、管理職研修、キャリア開発研修などのジャンルで企業内研修を行なう。「働くこと・仕事」の本質をつかむ哲学的なアプローチを志向している。

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