【インサイトナウ編集長対談】  すべての問題は漫画に置き換えれば解決できる

2026.02.09

経営・マネジメント

【インサイトナウ編集長対談】 すべての問題は漫画に置き換えれば解決できる

INSIGHT NOW! 編集部
インサイトナウ株式会社

これまで数々のピンチのときに、漫画の力に助けられたと語り、現在、日本のポップカルチャー・コンテンツを世界に広げるべく活躍中の保手濱彰人さん。著書『武器としての漫画思考』(PHP研究所)がベストセラーとなり、今後は漫画を活用した、人財育成にも注力すると語る保手濱彰人さんにお話しを伺いました。 聞き手:猪口真

これまで数々のピンチのときに、漫画の力に助けられたと語り、現在、日本のポップカルチャー・コンテンツを世界に広げるべく活躍中の保手濱彰人さん。著書『武器としての漫画思考』(PHP研究所)がベストセラーとなり、今後は漫画を活用した、人財育成にも注力すると語る保手濱彰人さんにお話しを伺いました。聞き手:猪口真

保手濱 彰人様
株式会社ファンダム!代表取締役会長
株式会社マンガ・ドライブ 相談役顧問

第1回 幾多の大ピンチを漫画で乗り越える

猪口 今や多数の事業を運営される実業家として大活躍されています。ここへ至るまでに漫画の持つ力で何度も復活されたそうですが、具体的に教えていただけますか。

保手濱 僕は勉強が大嫌い、活字がとにかく苦手で、小学校の頃から学校の授業を黙って聞くことが苦痛で仕方ありませんでした。ただ、なぜか漫画だけは大好きで、好きな漫画は何度も読み返して、セリフも全部覚えていました。今思えば、「活字は読めないけど、漫画は読める」という決定的な原体験があったわけです。親は教育熱心だったので、中学受験まではなんとか乗り切りましたが、入学後は学年最下位の成績を何度も取るほどでした。勉強しようと思っても体が動かないくらい、本当に勉強が嫌いだったんです。高校3年生になると周りは一気に受験モードになります。当時、ニートという言葉が流行り始めていて、このままだとニートになって人生が終わってしまうという危機感に襲われ、そのとき思ったのです。自分は勉強しようとしてもできないけど、漫画を読むことならできる。そうであれば、漫画を読んで成績を上げることはできないか。もともと中学受験の頃から『学習まんが 日本の歴史』(小学館)が好きだったこともあり、読み方を工夫すればいけるのではないかと思いました。

当時一番好きだった漫画が『寄生獣』(岩明均・講談社)です。主人公の新一がラストバトルで絶体絶命の危機に追い込まれたとき、恩人のおばあさんの「決して諦めず、絶望的な状況でも周りを見渡してみておくれ」という言葉を思い出し、諦めずに周りを見渡すと、蜘蛛の糸のようなものに気づくというシーンがあります。「この糸を辿ったところで確率は1%かもしれない、0.01%かもしれない。でも、やらなければ確実な0(ゼロ)だ」という名言が、心に残っていました。漫画で成績を上げるなんて、当時そんなことをやっている人は誰もいません。そんなことはまずあり得ないだろう。でも、やらなければ確率はゼロです。だったらやってみようと、漫画を使った勉強を本気で始めました。この言葉は、その後の自分の信念にもつながっています。その後の僕の経験を振り返っても、そんなか細い糸でも、やってみると意外と実現できるものです。不思議なことですが、客観的には0.01%なものでも、始めてみると50%ぐらいに跳ね上がるものだ、という感覚を得ています。

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