交渉ごとを上手に進める「三役割」

2013.01.09

仕事術

交渉ごとを上手に進める「三役割」

木田 知廣
シンメトリー・ジャパン株式会社 代表

「交渉」と聞くと、荒野のガンマンよろしく1対1で向き合って丁々発止と言葉の対決をするというイメージが浮かぶかもしれませんが、実際のところは「交渉の三役割」を別々の人が分担できるように、チームを組んだ方がうまくいくものです。 本稿では、交渉に必要な三つの役割を解説した上で、とはいえ一人で臨まなければならない場合に、交渉ごとを上手に進めるための「愛犬の法則」を紹介します。

キヨサキ氏の元にいはいろんな人から投資話が持ち込まれるそうですが、一見オイシイと思えても「応酬」の中で興奮して、「よし、その話乗った!」と決めることは絶対にしないそうです。必ず「ビジネス・パートナーと相談してから決めます」と返事をして、いったん留保。ただ、その「ビジネス・パートナー」というのは、実はキヨサキ氏の愛犬で、要するに後で冷静になってから自分で決めるために、交渉の過程ではそういう言い方をするだけなのです。これならば、「応酬」している自分と、「意思決定」する自分に分けることができて、一人で交渉の三役割を担うのが、多少は楽になりますね。

ビジネスでも、「上司と相談してから」、「社内の会議を通ったら」など、様々な「愛犬」を用意して交渉に臨んではいかがでしょうか?

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木田 知廣

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シンメトリー・ジャパン株式会社 代表

経営大学院立ち上げという類まれなる経験をした「人材育成のプロ」

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