地球交響曲 -GAIA SYMPHONY- (6)六番

2009.08.19

経営・マネジメント

地球交響曲 -GAIA SYMPHONY- (6)六番

松尾 順
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

当シリーズ映画の基本コンセプトは、 「“母なる星地球(ガイア)”は、それ自体が一つの大きな  生命体であり、我々人類は、その大きな生命体の一部分として、  他の全ての生命体と共に、今、ここに生かされている」 というもの。 世界の賢人たちへの取材を通じて、 ガイアの思想が決して妄想でないことを 実感させてくれます。

今回は、2006年に公開された「六番」をご紹介します。

第六番は「音楽家特集」と言える内容です。

メインの出演者は全員外国人ですが、
日本からは、

「虚空の音」

の演奏家として以下の人たちが、
心に染み入る演奏を聞かせてくれています。

・奈良裕之(弓、スピリット・キャッチャー)
・KNOB(ディジュリドゥ、天然空洞木)
・雲龍(笛)
・長屋和哉(打楽器・磬)

<ラヴィ・シャンカール>

シタール奏者として、
世界的に有名なラヴィ・シャンカール。

ビートルズ時代のジョージ・ハリスンが
シャンカール氏の音楽に魅せられて弟子入りし、
半年ほど彼の元で修行しています。

シャンカール氏によれば、
インドでは、

「音(ナーダ)」

には次の2種類があると、
言われているそうです。

・アーハタナーダ(私たちの耳に聞こえる通常の音)
・アナハタナーダ(私たちの耳には聞こえない虚空の音)

また、インドには

「ナーダ・ブラフマー」(音は神なり)

という言葉もあります。

この世を生み出し、動かしているのは、
耳に聞こえない音の波だと考えられているのです。

インドで言う「音」とは、
おそらくすべての「波動」を含む概念なのでしょう。

こうした考え方は、

「量子理論」

の考え方(量子は「粒」と「波」の両方の性質を備えている)

に通じるものがあります。

シャンカール氏は、
私たちの耳に聞こえない「波」を美しい音楽に変えて、
世界の人々と分かちあいたいと願っています。

<ケリー・ヨスト>

アイダホ州で生まれ育ち、
その美しい自然をこよなく愛する音楽家、
ケリー・ヨストは、ふるさとの自然環境保護活動
にも積極的に関わってきています。

彼女は一切ライブコンサートを行わず、
じっくりと時間をかけて磨き上げたクラシックの
名曲を収録したCDを自費出版してきました。

ヨスト氏の透明な音楽は、
口コミで世界に広がっていったのです。

彼女は一人っ子として育ちましたが、
山の中にいると孤独を感じません。

河原にある石ころの思いや山の心を
感じることができるから。

すべてのものが「命」だけでなく、
「意識」さえ持っている。

すべてが、しかるべき場所で、
しかるべき役割を持って存在している。

ヨスト氏は、
こうした感覚を音楽の中にも
感じるのだそうです。

演奏者の使命について
ヨスト氏は次のように考えています。

“音楽には、作曲家や演奏者を超えた、
「光」にも似た偉大な力が潜んでいる”

“演奏者は、その偉大な力を引き出し、
 溶け込み、自分を消し去る”

Ads by Google

この記事が気に入ったらいいね!しよう
INSIGHT NOW!の最新記事をお届けします

松尾 順

有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。

フォロー フォローして松尾 順の新着記事を受け取る

一歩先を行く最新ビジネス記事を受け取る