地球交響曲 -GAIA SYMPHONY- (4)四番

2009.08.15

経営・マネジメント

地球交響曲 -GAIA SYMPHONY- (4)四番

松尾 順
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

当シリーズ映画の基本コンセプトは、 「“母なる星地球(ガイア)”は、それ自体が一つの大きな  生命体であり、我々人類は、その大きな生命体の一部分として、  他の全ての生命体と共に、今、ここに生かされている」 というもの。 世界の賢人たちへの取材を通じて、 ガイアの思想が決して妄想でないことを 実感させてくれます。

今回は、2001年に公開された「四番」をご紹介します。

<ジェームズ・ラブロック>

ラブロック氏は、「ガイア理論」の提唱者です。

彼は、地球がひとつの生命体である根拠として
映画の中で2つの現象を示しています。

ひとつは、地球の平均気温が、
おおむね一定に保たれてきたことです。

もちろん、地域によって寒暖差がありますが、
おおむね生命が耐えられる温度の幅に維持されている。

実は、数十億年前と比較して、
現在の太陽の温度は30%も高くなっていることが
わかっています。

それでも気温が高くなりすぎないように、
地球はうまく自己調節してきているということなのです。

また、大気中の酸素濃度も過去8億年間、
ずっと21%に保たれてきています。

あと1%酸素濃度が高かったら、
山火事が消えることができず、
地球の森林は消滅してしまうと考えられています。

つまり、酸素濃度は、
極めて微妙なレベルに維持されてきています。

生命にとって「地球環境」は、
外部にある所与のものではありません。

生命もまた地球環境の形成・維持に
さまざまな形で寄与しているというのが真実。

ラブロック氏は、
観念的・抽象的な「神」の存在を
否定はしませんが、むしろ、
目に見え、感じ、理解することができる

「地球」

そのものを敬うことを勧めます。

そうすれば、私たちが何をすべきか、
また何をすべきでないかという道徳的な判断も
可能になると主張しています。

<ジェリー・ロペス>

ハワイ生まれの伝説的なサーファー。

彼の母親は日系3世で、

“イタクラ・ケン”

という日本名も持っています。

彼にとってサーフィンはダンスのようなもの。

サーフボードがパートナー。波が音楽。
波に乗ってダンスが始まるのです。

ロペス氏は、長年、
海という強大な大自然と共に過ごしてきた体験から、

“大自然には対抗できない。
 対抗しようとすれば悲惨な結果を招く。
 我々ができるのはともに歩むことだけだ”

と考えています。

<ジェーン・グドール>

ジェーン・グドール氏は、
チンパンジーが道具を使うことを
初めて発見した世界的に有名な霊長類学者です。

彼女は、実は1歳半の頃、
父親からチンパンジーのぬいぐるみをもらい、

ジュビリー(Jubilee)

と名づけて、肌身離さず大切にしてきました。

後にチンパンジー研究の道に入ることになるとは、
ジュビリーはまさに「予兆」だったと、
グドール氏は述べています。

彼女は、チンパンジーの生態観察のため、
最初、タンザニア・ゴンベの森に入り、
母親と共にテント生活をしていました。

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松尾 順

有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。

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