戦略コンセプトをどう経営に活かすのか?「成長戦略」

2008.12.31

経営・マネジメント

戦略コンセプトをどう経営に活かすのか?「成長戦略」

伊藤 達夫
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

今日は成長戦略についてご説明致します。現場で使うというよりは、経営者、経営陣以外には必要無い属性の概念ですが、市場というものの捉え方は非常に参考になる面がありますので、自分が経営者になったと思って読んで下さい。自動車は単に不況だから売れないのではない、ということもわかります。

 ただ、知恵を絞って、ビジネスモデルを変革しないといけないので、そんな不確実なことに賭けるぐらいだったら、事業から撤退するよ、売却してキャッシュを得て他の成長している事業に投資するよ、という投資家、経営者の方もいっぱいいます。

 今日書いたことは、従業員側からですと、コントロール不可能なことです。あくまで経営側の方が状況に気づき、なんらかの手だてを打たないといけないということなのです。ちょっと悲しいですが、これも経営の現実ですね。

 成長戦略が分かっている企業はそんなに多いわけでもないですが、ビジネスを学んでいる人にとっては常識的なことです。

 従業員にコントロールや対策が不可能だからこそ、経営側の責任として、従業員が路頭に迷わないためにも、知見を学び、考えておく必要があると、私は思うのです。

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伊藤 達夫

THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。

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