AI時代を読み解くキーワード⑨ AI Protocol AI同士がつながる時代に必要な「共通語」と「交通ルール」 AI時代には、新しい技術用語が次々に登場します。
9️⃣AI時代を読み解くキーワード⑨ AI Protocol──AI同士がつながる時代の「共通語」と「交通ルール」
AI時代には、新しい技術用語が次々に登場します。
しかし大切なのは、用語を覚えることではありません。
その技術によって、企業の仕事がどう変わるのか。
今回取り上げるのは、
AI Protocol(AIプロトコル)
です。
一言でいえば、
AIとシステム、そしてAI同士が安全に仕事をするための「共通語」と「交通ルール」
です。
🔳なぜAIに「交通ルール」が必要なのか
これまでの生成AIは、
「人間が質問する → AIが答える」
という使い方が中心でした。
ところがAgentic AIでは、AI自身が外部のシステムを使って仕事を進めます。
たとえば、
・社内文書を探す
・顧客情報を確認する
・カレンダーを読む
・メールを作る
・在庫を調べる
・別のAIへ仕事を依頼する
といったことです。
こうなると、
「どのAIが何をできるのか」
「どのデータを使ってよいのか」
「誰の権限で実行するのか」
といった共通ルールが必要になります。
それがAI Protocolです。
🔳代表例がMCPとA2A
AI Protocolは、一つの特定規格を意味する言葉ではありません。
代表的なものに、
MCP(Model Context Protocol)
と
A2A(Agent2Agent Protocol)
があります。
非常に簡単に整理すると、
MCP=AIと道具をつなぐ
A2A=AIとAIをつなぐ
という違いです。
🔳MCPは「AI版USB-C」
MCPは、AIが外部のデータやツールへ接続するための共通方式です。
たとえば営業AIに、
「A社への提案準備をして」
と頼んだとします。
するとAIが、
・顧客管理システムから過去の商談を調べる
・社内文書から過去の提案書を探す
・在庫を確認する
・カレンダーから商談日を確認する
といった作業を行えるようになります。
従来は、それぞれのAIとシステムを個別に接続する必要がありました。
MCPはそこに、
「共通の差し込み口」
を作ろうという考え方です。
USB-Cでさまざまな機器を接続できるのと似ています。
🔳A2AはAI同士をつなぐ
一方のA2Aは、異なるAIエージェント同士が仕事を協力して進めるための仕組みです。
たとえば、
営業AI
↓
法務AIへ契約確認
↓
在庫AIへ在庫確認
↓
物流AIへ納期確認
という連携です。
さらに将来は、
自社AIと取引先AI
が直接やり取りする可能性があります。
AI時代を読み解くキーワード
人材育成コンサルタント、シニアインストラクター
● 人材育成、DX・IT、コンサル、マーケの経験を踏まえて、人材教育の新たなアプローチを探求中 明大法なのに齋藤孝ゼミ🤣 教免3種ホルダー イノベーション融合学会専務理事 教育研究家、モノカキの時は、「富士 翔大郎」と言います。天才トム・ショルツの「BOSTON」と「マニュアル車」「海外ドラマ」をこよなく愛する静岡県民
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