新人の熱量を奪う「3つの壁」――最初に崩すべきはどれか

2026.03.18

組織・人材

新人の熱量を奪う「3つの壁」――最初に崩すべきはどれか

齋藤 秀樹
株式会社アクションラーニングソリューションズ 代表取締役 一般社団法人日本チームビルディング協会 代表理事

新人が「やるけど挑戦しない」のは、本人の怠けではありません。 多くのでは、その構造を一言で言うなら何か。 私は、現場で起きる停滞の根っこは、だいたいこの3つに収束すると考えています。 ――3つの壁です。場合、環境が“安全運転”を最適解にしてしまっている。だから挑戦が消える。これは構造の問題です。

まず崩すのは「曖昧性の壁」です

新人が挑戦できない職場の多くは、最初にここで詰まっています。

  • 誰が最終判断者なのか分からない
  • 判断基準が共有されていない
  • 目標だけが降ってくる(なのにやり方は現場任せ)
  • 「それ、前はOKだったよね?」が頻発する

この状態で「主体性を出せ」「挑戦しろ」と言われても、挑戦できるはずがありません。
新人から見れば、挑戦は“外すリスク”でしかない。
だから安全に確認し、正解を探し、無難にまとめる。合理的です。

では、曖昧性の壁を壊す最初の一手は何か。
答えはシンプルです。「判断の型」を固定することです。

2週間で効く「判断の型」

意思決定や指示を出すとき、最低限この3点をセットにしてください。

  1. 目的(何のために)
  2. 判断基準(迷ったら何で決めるか)
  3. 決める人(最終判断者は誰か)

これを徹底すると、驚くほど現場の迷いが減ります。
迷いが減れば、相談が早くなる。相談が早くなれば、挑戦が“事故”ではなく“学習”になります。

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齋藤 秀樹

株式会社アクションラーニングソリューションズ 代表取締役 一般社団法人日本チームビルディング協会 代表理事

富士通、SIベンダー等において人事・人材開発部門の担当および人材開発部門責任者、事業会社の経営企画部門、KPMGコンサルティングの人事コンサルタントを経て、人材/組織開発コンサルタント。

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