TOPと一般社員の間に立つマネジメントに求められることは恐らく山ほどあると思われるが、組織変革の現場において重要なポイントだと思われる3つのことを紹介します。
3.イエスマンでいい時と自分の意見を言うべき時をわきまえる
最後の3つ目は、変革時における経営トップに対しての態度の問題についてである。
一般論として「イエスマン」が恥ずべき管理職の例示として語られ、
上に対して言いたいことを積極的にぶつけていくことができることが奨励される傾向にある。
しかし、これらのことも程度問題であり、さらには時と場合によっては、
そのことが問題を引き起こすことにもなりえる問題である。
平時ならまだしも、変革時のひっ迫した中で組織としての決定事項を
一気呵成に実行に移さなくてはならない局面で、ここぞとばかりに自分の持論を滔々と述べても
障害になるだけである。多少の言いたいことはグッと呑み込んで、
全体の利益を第一に考えた行動をしてくれる管理職は貴重な存在である。
関連記事:組織変革時のリーダーシップに求められること(http://manglobe.com/column/201209031228_29.html)
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組織変革
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今野 誠一
株式会社マングローブ 代表取締役社長
組織変革及びその担い手となる管理職の人材開発を強みとする「組織人事コンサルティング会社」を経営。 設立以来15年、組織変革コンサルタント、ファシリテーターとしてこれまでに約600社の組織変革に携わっている。
