ワーキングマザーの、自分らしい生き方

2012.01.17

仕事術

ワーキングマザーの、自分らしい生き方

喜田 真弓

厚生労働省が昨年発表した2010年度の雇用均等基本調査によると、女性が育児休業を取得した割合は83.7%で、2年連続低下傾向にあるという。女性にとって働きやすさとは色々な条件が挙げられるが、“働き続ける”ことのできる環境は大切だろう。既婚者またはこれから結婚する女性にとって、産休、そして育児休暇がとりやすい雰囲気というのはその一つに違いない。

アシストでは約800名の社員の3割が女性社員で、現在育児休暇中の女性社員は13名である。女性社員の育児休暇取得率は過去一人の未取得者を除き100%で、その未取得者も産後休業後復職し現在も活躍している。育児休暇を複数回とっている女性社員も少なくない。原澤愛もその一人である。

原澤は入社14年目、入社以来サポート業務に携わっている。現在はアシストが2009年5月、ちょうど原澤の二度目の育児休暇明けから取り扱いを開始したBIツール、QlikViewを担当している。

「お客様のサポート対応、FAQの管理、メーカーとの障害報告についての管理を行っています。またQlikViewは、3ヵ月毎にサービス・リリースが出るのでお客様向けにリリース案内を出したりしています。また、昨年度はQlikViewの入門コースや応用コースを作成しました。これらは現在、定期コースとしてどなたでもご受講いただくことができるようになっています」原澤が新製品の立ち上げに携わるのはこれで2度目、何もないところから作り上げていく仕事はとても楽しいという。

原澤は二児の母。毎朝起床後、朝の準備をしながら子どもの勉強をみて、8時に子どもを送りながら一緒に家を出る。9時から勤務し、退社は17時10分。夕食の買い物をしてから下の子を保育園に迎えに行き、それから長男を学童へ迎えに行く。帰宅後、食事の支度、夕食、後片付け、洗濯、お風呂、そして10時には子供たちを寝かしつけてその後残りの家事、というのが原澤の一日だ。

「ありがたいことに、とても売れている製品を担当させていただいているのでサポート件数もどんどん増加しています。サポートをするだけで精一杯な毎日で、忙しくて思うように業務が回らず落ち込むこともあります。目先のことにとらわれて、大きな視点で見ることができなくなる時など、自分の力不足を感じます」と、日々の仕事を振り返る。

「まだ子どもに手がかかるので、どうしても家庭への比重が重くなっています。育児は体力的に疲れますが、子どもたちの頑張る姿を見ると元気が出ます。また、仕事と育児の両方をやることで生活にメリハリが出て、新しいアイデアが生まれたり、前向きに仕事をすることができます。今は17時に退社という制約があるので、業務を抱え込まずに同僚に任せられるところはお任せして、主業務であるサポートに集中できるように心掛けています」

まだ仕事が残っているけれど帰らないといけない、その切ない気分は、育児や介護など、会社以外の場所で自分を必要とする人がいる人なら味わったことがあるはずだ。それを割り切れるようになったのは二人目を妊娠した時だったと、原澤は言う。

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