「スター社員の仕事術」~切り開く姿勢を持つ~

2011.02.16

仕事術

「スター社員の仕事術」~切り開く姿勢を持つ~

今野 誠一
株式会社マングローブ 代表取締役社長

自分が秘めている可能性は未知数です。好奇心と探究心があれば、仕事の道を切り開くことができるはずです。

■□■ 好奇心の力 ■□■

「仕事の幅を広げていくときに、絶対に必要なものは?」
と聞かれたら、最近はだいたい「モチベーション」という答えが多くなっています。

それはそれで間違いではないと思いますが、私の答えは「好奇心」です。

好奇心とは、やったことのないこと、知らなかったことへの探究心です。
「やったことのないことをやってみたい」「未知のことを知りたい」という気持ちが、原動力になります。
何にでも興味を持ち、何でも面白いと思える心さえあれば、どんな仕事でもこなせる力を授かったも同然だと私は思っています。

自己申告制度(本人が次にどんな仕事をしたいかを聞いてくれる制度)などの仕組みがあったとしても、全員の思い通りにしていたら、組織は成り立ちませんから、多くの人はかならずしも、100%希望通りの仕事をしているわけではありません。
若手社員の離職理由の中に「自分の思い通りの仕事につけない」というものがあるそうです。
これは非常にもったいない。

なぜなら、自分がどんな可能性を秘めているかわからないからです。

たとえば、社内の仕事の種類が仮に8つくらいあったとします。
8つの仕事について自分の「やってみたい」気持ちの順に、第1希望から第8希望まで並べます。この第8希望という言い方が重要です。

仮に第8希望の仕事に着くことになったとしても、ボクならこれを「希望通りの仕事に着いた」と言い切ります。
それぐらいの気持ちで、「来た玉を打つ」という姿勢でいたほうが、結局自分の可能性に気がつくことにつながります。

そうやって「来た玉を打っている」うちにそのうちのいくつかが、誰にも負けない専門性に開花していくのです。


■□■ 世界を変えるのはいつも ■□■

「切り開く」という言葉は素敵です。
切り開くとは、新しい道を作る、という意味です。

先述の守破離の「離」の時代には、自分の専門性とスタイルを存分に発揮して、道なき道を行く。
誰もやったことのないことに挑戦できたら、どんなに楽しいことでしょうか。
ぜひ、そんな世界を目指して、成長を続けて欲しいと思います。

私の育ったリクルートという会社には素晴らしい社訓があり、それによって私は育ててもらったと思っています。
「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」
これを作った創業者の江副元会長は、天才コピーライターであるとボクは思っています。

一頃、あのアップルのコマーシャルが話題になりました。
印象的な音楽と共に、流れるナレーションに、しびれました。
「クレイジーな人たちへ」というメッセージでした。

このメッセージを聞いた時、現状にどんな問題や不満があったとしても、諦めるのはやめようと思いました。
自分がその現状を変えられるんだと、本気で信じる心がなければ、始めから何も変わりはしないということを学びました。

「切り開く心」が、大切なんだと気づかされる言葉です。

===『クレイジーな人たちへ』=============

クレイジーな人たちがいる。
反逆者、厄介者と呼ばれる人たち。

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今野 誠一

株式会社マングローブ 代表取締役社長

組織変革及びその担い手となる管理職の人材開発を強みとする「組織人事コンサルティング会社」を経営。 設立以来15年、組織変革コンサルタント、ファシリテーターとしてこれまでに約600社の組織変革に携わっている。

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