「考える」ことに関して。意思、問い、答えの関係

2010.01.24

経営・マネジメント

「考える」ことに関して。意思、問い、答えの関係

伊藤 達夫
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

ソフトバンクの孫さんまでTwitterを始めましたね。最近はTwitter上でいろいろ語っていて、こちらにあまり書いておりませんでしたが、今日は孫さんのTwitterでのTweetを見て、私がTweetしたことを振り返ります。

⑦企画部門で扱う問いなんて、経営者の意思が読めていれば、楽勝でわかります。その答えを次から次へと提示するだけで、経営者は口ではなんと言おうと、それでいいと思います。新たな意思を持たれると、経営者はすごーく怖がりますけど。

⑧ビジョン系のお仕事がある意味でめんどくさいというか、しんどいのは、経営者の意思を問い、そこを明らかにするお仕事だからです。そこからその絵を実現しつつ、経済的な成長をするには?という問いを立てますが、その自分の意思が明らかになることを経営者は本当は怖がったりしています。

 NHK教育テレビの「はたらくひと」をよく学校を休んで見ていました。面白かったのですが、取り上げられるのは、きまってブルーカラー的な仕事をするひとたちでした。求められるのはオペレーター、みたいな感じ。それを作るための教育が施されてますよね。そして、その前提から逃れられてないように見えます。

 ゆとりの教育と言って生産されたのは、オペレーションすらできない労働者ですけどね。ましてや今後のナレッジが通貨となるような時代に対応できるような教育ではない。むしろ、徹底して詰め込んで、考える素地を作って欲しいものだと思います。

 私が書いていることは少数派の意見ですし、「社会人」の代表ではないです。そもそもサラリーマンになりたい人にはこんな知識はいらないので、要注意ですよ。私と一緒にやっていると、サラリーマンの人は会社やめちゃったりしますので。

 それでは次回をお楽しみに。

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伊藤 達夫

THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。

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