お風呂を使ったイメージ思考の訓練方法

2009.11.09

経営・マネジメント

お風呂を使ったイメージ思考の訓練方法

伊藤 達夫
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

 今日は、イメージ思考についてです。論理性と創造性は矛盾しない、むしろ同一の系にあると思いますけど、ちょっと意味不明にイメージ思考をつらつらと書いてみようと思います。

 たまに、どうしてそんなこと思いつくんですか?と聞かれます。「そんなこと」の中身は、今のリーガルチェックだとぎりぎりだけど、ありえるサービスとか考えたりすると言われます。

 別に違法なことではないですよ・・・。たとえばカーオークションで手数料を取ったりしますが、金利と考えると20%超えてるけど手数料だからリーガルに引っかからないとか、その程度のお話しです。

 問いを立てて、答えが浮かぶだけなんですけどね。問いが正しければ正しい答えが出る。問いの制約条件が多ければ多いほど、普通の人は問いを考えるのをやめるけど、ずっと続ければ答えは出ると思います。

 答えが出るプロセスを意識化するのは難しいと思います。一応、コンサルティングではイシューアナリシスという手法があって、問いを論理的に体系化することで、答えを個別に出し、それを統合することで、思考プロセスを見える化していると言えるかも知れません。

 でも、その手法はわかるけど、どう思い浮かぶか?はなかなか意識化しにくいですよね。

 今日はそのブラックボックスをお風呂に入って見える化する試みをしてみましょう。

 意味不明かもしれませんね。

 どうでもいいかもしれませんが、私は、風呂好きです。大好きです。

 温泉にもよく行きます。

 風呂の時間は長いです。ずっと入ってて平気です。その間、ずーっと、いろいろと思索します。そうすると、答えがたくさん出てきます。普段、自分に問うている問いの答えがたくさん出てくるんですね。無秩序に。

 寝ている時もそうですね。うとうとしている時に、いろいろと答えが出てきます。

 エジソンが鉄球を持って椅子に座ったまま眠り、うとうとした時に鉄球が床に落ち、目覚める。そのときのイメージを書き記すという発想法をやっていたそうですね。

 で、まあ、私はお風呂を使います。風呂では、自分の頭を使うというよりは、ボディーマインドという概念がよく理解できると思います。

 ボディーマインドについては、WEBを引けばいろいろ出てくると思うのであまり解説しませんが、「人は頭があると思っている場所で発想しがちだけど、それだとあまりいい発想はでないのでは?」というお話しだと思っておいてください。

 でも、結局、人は身体に縛られます。思索は頭の領域で行うもの、と思っていますよね?

 ただ、それが自分の可能性を大きく制限していると思います。

 風呂では、体の感覚がいつもと違って、とても気持ちいいですね。体の制約が外しやすいです。

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伊藤 達夫

THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。

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