人材成長優位の経営VSビジネスシステムの固定化優位の経営

2008.11.24

経営・マネジメント

人材成長優位の経営VSビジネスシステムの固定化優位の経営

伊藤 達夫
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

今回は私の中での大きなテーマである人材成長優位の経営とビジネスシステムの固定化優位の経営の違いについて書きますね。ビジネスの仕組みを組んでいく際には非常に大きな論点になると思います。

 極論ですが、わかりやすいケースで、人の成長を優位としている会社はどこですか?と言われて例を挙げると、非常にベタベタで申し訳ないですが、トヨタ自動車さんですね。

 人の能力がどんどん上がる、成長することを前提として、効率化の追求を続けていく。こういう会社は人が辞めてしまうと困ります。人が離脱すると、また教育しなくてはいけなくなるからですよね。

 その、人のリテンションの仕組みを保持したり、コミュニケーションコストをかっちりかけたり、撤退コストが高まったりと、人を持続的に成長させる仕組みとして、ビジネスモデルを組み上げると面倒なことは多いと思います。

 ビジネスシステムをかっちり組む発想がない経営者の方もたくさんいらっしゃって、そういう方は、人材成長がないとやっていけない形のビジネスモデルに陥りがちです。

 経営者の成長が促されるという意味ではそれはそれでいいことだと思います。まあ、しんどいでしょうけどね。従業員と向き合うのは本当に大変でしんどいことですよね。それはわかります。

 でも、非常に賢くビジネスを組んでいて、儲けていても、関わる人の責任を自分が負わずに済むモデルを一生懸命組んでいる人には、私は好感は持てません。そこに知恵を使うなら、人を抱える覚悟をしろ!と言いたくなることもあります。

 抱えてもすぐクビにすればいい、と思っている経営者の方もたくさんいますけどね・・・。

 ちょっと本筋の議論とややずれたことをたくさん書いてしまいましたね。ごめんなさい。

 いわゆる経営学的に言われている分類とは少し違うお話しですので、精神論の部分に偏ってお話しを致しました。後に書くことがあれば、もう少し具体のレイヤに近い部分を書いていこうと思います。

 それでは、次回をお楽しみに。

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伊藤 達夫

THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。

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