1️⃣ なぜ昭和の会社では「共感」が語られなかったのか「みんな同じ」で回った時代から、「違う人」と働く時代へ
もちろん、法律ができた翌日から会社が変わったわけではありません。
むしろ現場では、
「制度は変わった。でも会社の常識は昔のまま」
という期間が長かったのではないでしょうか。
私自身、その後、女性活躍支援の仕事にも関わることになります。
そこで強く感じたのは、
制度を作るだけでは、人は活躍できない
ということでした。
「女性も男性と同じように働けばいい」では済まなかった
女性活躍というと、
「女性にも男性と同じチャンスを与えればいい」
と考えがちです。
しかし、そんなに単純ではありませんでした。
妊娠、出産、育児。
育児休業からの復職。
家庭との両立。
キャリアへの不安。
そして周囲の理解。
だから私は、女性活躍を支援する立場で、育休セミナーや復職セミナーなどにも取り組みました。
そこで必要になるのは、
「会社のルールはこうです」
と教えることだけではありません。
その人が何に困っているのか。
何を不安に感じているのか。
これからどう働きたいのか。
一人ひとり違う。
ここで初めて、従来型の、
「俺の時代はこうだった」
が通用しなくなっていきます。
そもそも男性上司には、
「俺の時代の出産・育児・復職経験」なんてありませんから(笑)。
自分の経験を教えるだけでは、どうにもならない。
だから、
相手の話を聴かなければならなくなった。
これは大きな変化だったと思います。
そして会社だけではなく、家庭も変わった
もう一つ面白いのが、家庭です。
かつては、
「夫は仕事、妻は家庭」
という役割分担が当たり前のように語られていました。
それが共働き世帯の増加とともに変わっていく。
男性も育児に参加する。
そして2000年代になると、
「イクメン」
という言葉まで登場しました。
私は、この変化はかなり大きかったと思っています。
なぜなら男性が、会社だけではなく家庭でも、
自分とは違う立場や価値観を持つ相手と、対話しながら物事を進める
必要が出てきたからです。
そこで噴き出した「主婦の不満」😂
テレビのバラエティ番組などを見ていると、よく出てくる話があります。
妻が夫に、
「今日ね、こんなことがあって大変だったの」
と話す。
夫は一生懸命考えて、
「だったら、こうすればいいじゃん」
と答える。
すると妻が怒る。
「そういうことじゃない!」
夫は訳が分からない。
「え? 困っているから解決策を言ったんだけど……」
すると妻は、
「解決してほしいんじゃない。話を聞いてほしいの!」
……。
これをテレビで見ていた私は、
【なぜ今「共感」なのか?】
2026.10.11
2026.10.15
人材育成コンサルタント、シニアインストラクター
● 人材育成、DX・IT、コンサル、マーケの経験を踏まえて、人材教育の新たなアプローチを探求中 明大法なのに齋藤孝ゼミ🤣 教免3種ホルダー イノベーション融合学会専務理事 教育研究家、モノカキの時は、「富士 翔大郎」と言います。天才トム・ショルツの「BOSTON」と「マニュアル車」「海外ドラマ」をこよなく愛する静岡県民
フォローして富士 翔大郎の新着記事を受け取る