メンバーが自発的に動き出す。組織つくりを成功させるたった一つの方法

2023.10.24

組織・人材

メンバーが自発的に動き出す。組織つくりを成功させるたった一つの方法

齋藤 秀樹
株式会社アクションラーニングソリューションズ 代表取締役 一般社団法人日本チームビルディング協会 代表理事

もう効果の小さい教育投資をやめて、本当に意味と価値のある教育投資に切り替えませんか。 今、日本企業に必要なのはマイノリティを生み出す部分最適型の教育投資ではなく、チームが一つになる 前進するための全体最適型の教育投資です。 どうしてこんな当たり前なことが実現されないのか。 本当に疑問です。

【組織創りを成功させる方法は】

本当に組織やチーム創りで悩んでいる方が多いですね。

チームビルディングを学んだ皆さんから聞かれる質問で一番多いのは、

「どうしたらチームビルディングを成功させられますか?」

です。

会社でも何人かがチームビルディングを学び始めた。でも大多数のメンバーは

チームビルディングを知らないし、組織創りに興味がない。

皆、もっと良い組織やチームになったらいいなぁと漠然と考えてはいても、どこか

諦めている。

職場が個人商店でも日常業務は回っているし、特に問題も感じない。

でも、職場が好きか、と聞かれると即答できない自分がいる。


【チームビルディングの可能性に気づく】

チームビルディング講座を受講される皆さんも最初は皆、同じ感じです。

ところが講座を受け、初めて出会ったチームメンバーと様々なワークをしていくことで

本当のチームの素晴らしさや可能性に気づいていく。

何よりも仲間(チームメンバー)とワークをしたり話し合うことが楽しい。

いつの間にか本音で話している。

こんな景色が職場でも実現出来たら、と考える。

でも、自分で変える自信も実感も持てない。

当然のことですね。私も長年、組織創りのコンサルティングをしてきて、組織を変革する

ことは容易ではありませんでした。

組織創りが個人に限定したスキルやノウハウで完結するならもっと簡単でしょう。

しかし、組織創り、チームビルディングは、組織という場で人と人を繋げ、助け合いや協力

を活性化し、それをチーム力へと変化させるものです。

ノウハウやスキルというよりも職場の風土づくり、文化づくりの色合いが強い。

ですから、私は「チームビルディングはアプリケーション(スキル)ではなく、OS(文化創り)です」と言っています。


【チームビルディングの成功を加速する環境変化】

チームビルディングが組織やチームのOSとして意味を持つためには、組織の全員が

チームビルディングの原理原則を理解すること。これが肝になります。

さらに、ハードルが上がりましたか?

そう感じるのも無理はないですね。しかし、この数年で劇的に変化したものがあります。

それは、学びの選択肢としてリモートでの学びが生まれたことです。

そして、YouTubeやNetflixをはじめとした映像コンテンツが日常化したことです。

これによって、学びの足かせになっていた時間や場所の制約から解放されました。


【チームビルディングを全員が学ぶ時代へ、そして劇的な変化】

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齋藤 秀樹

株式会社アクションラーニングソリューションズ 代表取締役 一般社団法人日本チームビルディング協会 代表理事

富士通、SIベンダー等において人事・人材開発部門の担当および人材開発部門責任者、事業会社の経営企画部門、KPMGコンサルティングの人事コンサルタントを経て、人材/組織開発コンサルタント。

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