ビジョンこそ事業成長の牽引力

画像: Bernal Saborio

2015.08.11

経営・マネジメント

ビジョンこそ事業成長の牽引力

泉本 行志
株式会社アウトブレイン 代表取締役

ビジョンと現状の差異から生まれる緊張を事業成長の牽引力としてうまく利用する。ビジョンなくして事業組織は縮小均衡へと向かっていく。

よくビジネスの現場で、やみくもに

「○○に問題がある!」「××が問題です!」
と叫んでいる人がいます。

そんなときに、「それがなぜ問題なんですか?」などと聞いてみると、
「だって、問題じゃないですか?」と質問に質問で返答が返ってくることがあります。


問題とは、現状と理想(望んでいる姿・あるべき状態)との差・ギャップだと考えれば、
その理想な状態が分かってなければ、問題など存在せず、
その理想の姿を描けていなければ、問題をどの方向に解決すべきかも分かりません。

これは、ビジネスの現場の個々の問題に限らず、
事業・企業全体のレベルでも同じです。

将来の目指すべき姿、あるべき状況を「ビジョン」と言い換えると、
「ビジョン」と「現状」との差・ギャップを埋める活動が、
事業成長を生み出します。

目指すべき状況と現在の状況との間に差異があれば、
そこには、ストレスが生じます。
ちょうど1本のゴムを両端から引っ張ったような、
緊張状態です。

両端が引き戻そうという力によって、
緊張状態が生まれ、
ビジョンのグリップをしっかり握っていれば、
現状がビジョンへと引き寄されていくというイメージです。

つまり、その緊張状態によって、
事業組織にエネルギー、創造力、団結力が生まれ、
ビジョンが、事業成長への牽引力として機能します。

共有化された明確なビジョンがない
ストレス・緊張感が存在しない、
だらだらした事業組織では、
事業を成長へと引っ張る力は生じない。
逆に、組織のバランスを保とうと、
内側に引っ張る力で、縮小均衡に向かってしまう。

事業の成長・継続させるためには、
ビジョンを設定し、常に力点を内側ではなく、
外に引っ張る力を生み出す場所に置く必要があります。

ビジョンと現状の差異から生じる緊張の力を
事業組織の舵取りに上手く利用するという感覚です。

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