タイトルは「見つけてもらう」ためのキャッチコピー

画像: PhotoAC サンサンさん

2015.10.09

開発秘話

タイトルは「見つけてもらう」ためのキャッチコピー

INSIGHT NOW! 編集部
インサイトナウ株式会社

インターネットという「情報の海」に埋もれてしまわないために、INSIGHTNOW!が考えるコンテンツ発信のコツ。まずはCTRの上がるタイトルの具体例から。

ほんの数年前と比べても、インターネットに溢れる情報量は格段に増えています。そこはまさしく毎秒ものすごい速度で広がっていく「情報の海」です。この「情報の海」でおぼれかけているのが、今のインターネット利用者の日常ではないでしょうか。

その「情報の海」にただ自分のコンテンツを投げ込んだところで、人の目にとまることは至難の業です。現に多くのコンテンツが海のもくずとなって情報の海の底で眠っています。

日本でインターネットが定着し始めた15,6年前からしばらくの間、情報は「自分で探す」ものでした。
例えば、日常生活で新しい言葉に出会ったら、GoogleやYahoo!でその言葉を検索する、というのが一番典型的なインターネットの使い方でした。けれど、今や情報は向こうから飛び込んできます。

ニュースサイトもキュレーションサイトも、小売業も製造業も、猫も杓子も、PUSH通知さながらに、とぎれることなく情報を届けて来ます。情報は「自分で探す」までもなく、「これ、どうですか?」「こんなのもありますよ?」と「差し出される」ものになりました。

あまりに大量で動きが速いため、どれが自分に必要な情報なのか、そもそもその情報は正しいのか間違っているのか、いちいち考える余裕すらありません。

では、海流に乗って目の前を流れていく大量のコンテンツの中から、利用者はどうやって必要な情報を拾い上げるのでしょうか。

自分が何を求めているのかわかっている時は、その中からキーワードを探します。自ら検索するだけでなく、流れてくる情報の中にキーワードがあれば、とりあえず拾ってみます。さらにそれが、自分が望むような内容のものかどうかも、その情報に選ばれて使われているキーワードから判断します。

これ以上に多いのが、自分が何を求めているのかわかっていないまま、「おもしろそうなものはないか」「役に立ちそうなものはないか」という漠然とした動機で、情報の海を眺めている場合です。こういうときは、これは「あなたのための情報」ですと、印象的な言葉で訴えかけてくるものを無意識に拾います。

どちらの場合にも、その人の求めている「ことば」が目に入らなければ、そのまま流れ去ってしまうのです。おおよそ0.2秒で「見つけてもらう」には、とにかくピンポイントに刺さる「ことば」が必要です。そのためには、どうしてもキャッチコピーのような印象操作が必要になるのです。

一目で「何が書いてあるか」「誰に向けての情報か」がわかりやすいキャッチコピーがあれば、そのコンテンツを読んでほしい“ターゲット層”の人々の目に留まりやすくなります。適切な“ターゲット層”の目に留まれば、拾い上げてもらえる確率が上がります。リンクをクリックして中身を読みに来るというアクションが起こりやすくなるのです。

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