「赤い口紅の流行は景気回復のサイン」は本当なのでしょうか?

画像: etRougeより

2015.07.16

営業・マーケティング

「赤い口紅の流行は景気回復のサイン」は本当なのでしょうか?

山田 美帆
カラーコンサルタントRosa 代表

​最近、「赤い口紅が流行ると景気回復のサイン」「景気が上向くと口元がカラフルになる」というような記事をよく目にしますが、果たして色と景気の関係はこのように単純なものなのか考察してみました。

「バブル期の再来か?」と、どうしてもバブル景気に結び付けたい方も多いようですが、バブル時代と同じものが今流行ってるからと結びつけるのは、少々短絡的な考えではないでしょうか?

流行は繰り返すのです。
なぜなら、デザインやアイテムにも限りがあるので、ネタ切れにならないためにもリバイバルに力を入れています。

現在、ちょうどバブル時代を経験した方が親世代となり、子供の時代に同じような感じのものが流行っていることは不思議ではないのです。
ただ、色やデザインや素材などまったく違いますので、古臭い感じになるのは否めません。


■結局、赤い口紅と景気は関係あるのか?

2000年代のメイクの主流は「ヌーディ」と呼ばれ、口よりも目元を強調するメイクが流行っていました。
この頃は、本来の唇の輝きを活かすグロスだけをメイクに取り入れる方が多くて、口紅はこの世から消えてしまうのではないかと思うくらい売れなかったのです。

それが、ここ数年で徐々に口元に注目が移ってきました。
それは化粧品メーカーの努力の賜物で、口紅の品質を改善した上に、インパクトのある「赤」を起用したのだと思います。
また雑誌とタイアップすることによって、赤い口紅の流行を作り上げたのです。


つまり、景気が上向きになっているから赤い口紅が流行っているというよりも、景気云々に関わらず赤い口紅は流行っていた、
もしくはアベノミクスに合わせて赤い口紅を仕掛けてきたと思われます。


ただ赤をはじめとする華やかな色の口紅は、「パワーリップ」と呼ばれ、つけている人はもちろん、周りの人にもエネルギーを与え、気持ちを元気にしてくれます。

この時期に赤が受け入れられていることは、人がそれだけ積極的になっているということです・

だから、バブル時代をほうふつさせる赤い口紅は、購買意欲を掻き立て、景気回復の手助けとなるのでしょう。



今日のひとこと

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色と景気の関係は単純なものじゃない。流行のほとんどは人為的に作られたものだから・・・

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山田 美帆

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Ciao!カラーコンサルタントRosa代表の山田美帆です。 INSIGHTNOWのリニューアルに伴い、3年ぶりに戻ってまいりました! これからもINSIGHTNOWの「色物」として頑張ります(笑) こちらでは、カラーマーケティングをはじめとして、女性マーケティング・ビジネスマナーについてお話したいと思います。 また、美容やアンチエイジングについても書いていくつもりです。 どうぞよろしくお願いいたします♪

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