アップルとサムスン~利益とサプライチェーンの仁義なき経済学

2012.12.01

経営・マネジメント

アップルとサムスン~利益とサプライチェーンの仁義なき経済学

坂口 孝則
未来調達研究所株式会社 取締役

サムスンはアップルにディスプレイ納入を止めてしまうのか。またシャープとアップルの関係はどうなる。そこには巨大な思惑が見え隠れする。

しかし、シャープを無理に外さずに、生産を待ち続けた。もちろん、生産管理の問題や契約の問題はあるだろう。ただ、この事実から、アップルがシャープ・鴻海連合との関係を重視していると考えるのは穿った見方だろうか。

サムスンディスプレイとアップルの関係。そして、アップルと鴻海・シャープの関係。いずれにせよ、製造業の領域では、スマートフォン関係のビジネスを中心に動くようになってきた。実際、影響を受けたと書いた部品メーカーの売上と利益も、アップルとサムスンのスマートフォン頼みという側面が大きい。

その状況下において、日本メーカーが生き残りをかけ、どのようにスマートフォンに加担していくか。日本製のガラケー、スマートフォンが元気のないなか、せめてアップルとサムスンのスマートフォンに部品を供給すること。そこに儲けの源泉も詰まっているに違いない。

アップル商品もサムスン商品も使っているファンとして一言。

アップルはん、サムスンはん、日本メーカーをよろしゅうたのんます。

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坂口 孝則

未来調達研究所株式会社 取締役

大阪大学卒業後、電機メーカー、自動車メーカーで調達・購買業務に従事。未来調達研究所株式会社取締役。コスト削減のコンサルタント。『牛丼一杯の儲けは9円』(幻冬舎新書)など著書22作。

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