ムバーラク→カダフィー→ナベツネ。プロ野球に革命の予感。

2011.03.20

ライフ・ソーシャル

ムバーラク→カダフィー→ナベツネ。プロ野球に革命の予感。

中村 修治
有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役

田舎生まれの私は、大の巨人ファンだった。長嶋茂雄の引退試合の後は、裏庭で涙を流しながらバットを振ったことを今でも思い出す。

そんな長島ファンであり、プロ野球ファンだから、敢えて言わせて貰う・・・。これ以上、長嶋茂雄氏を、読売巨人軍の我欲のために担ぎださないでいただきたい。

東日本大震災の影響下でのセリーグ開幕強行を言い放った時のニュース映像「激励会を終え腕を組んで引き揚げる長嶋終身名誉監督(右)と渡辺読売新聞グループ本社代表取締役会長」は、見るに堪えない。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110317-00000025-dal-base

東日本大震災が起こる前まで・・・強権国家の多い中東・アフリカ諸国の革命の報道が海外から続けて届いていた。チュニジアでは、長期政権であったベン=アリー大統領が2011年1月14日に国外脱出。エジプトでは29年間の長きにわたり大統領職にあり独裁政権を維持したムバーラクが2011年2月12日退陣した。その隣国リビアでは、1969年9月1日の革命以来、実験を握っているアンマル・アル=カダフィー大佐の足場がグラグラと揺らいでいる。

ベン=アリー、ムバーラク、カダフィー・・・独裁者に共通して言えることは何か。それは、「そんな常識、今の時代通じないやろう」ということを難のためらいもなしに宣うことである。そして、その言葉に、誰も逆らわない&忠告しない幹部を取り巻きに置くことである。「空気を読めない」のではなく、

「空気を読まなくても良い環境」を整備する力

が、独裁者の力なのである。

しかし、マスコミによる情報統制ができる時代ならまだしも・・・このような通信環境の時代である。インターネットとは、「いちばんてっぺんのバカ」をあぶり出すことのできる我々大衆のものである。そんなメディアに、ベン=アリーも、ムバーラクも、倒された。チュニジアにおいて長期政権を倒した「ジャスミン革命」の余波は、きっと、この日本にもやってきている。その波は、この大震災によって、さらに増幅している。その第一波は、きっと「渡辺恒夫氏が率いる巨人軍の独裁」を飲み込むような気がする。

2004年の球界再編問題の時に、2リーグ12球団の維持を主張していた古田敦也日本プロ野球選手会会長に対して渡辺恒夫氏は、「無礼な事を言うな。分をわきまえなきゃいかんよ。たかが選手が!」と発言し、世論を敵に回した。それから、7年、あちら側は、何も変わってはいない。しかし、その言葉を受け取るこちら側の、情報環境は大きく変わった。Twitterもある、Facebookもある。「空気を読まなくても良い環境」を固持するてっぺんをいっせいに糾弾できる体勢が整っている。

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中村 修治

有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役

昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。 その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。

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