こんな女性上司と働きたい 

2011.03.04

仕事術

こんな女性上司と働きたい 

喜田 真弓

厚生労働省の調査(2009年)によると管理職全体に占める女性の割合は8%、役職別に見ると部長職では3.1%だという。アシストの場合、取締役7人のうち2人が女性だが、全役職者のうち女性管理者は21人、役職者の12%である。その女性管理職の中、30歳で教育部の部長となり、現在23人の部下を率いるのが豊田敬子だ。

「大学の頃もサークル活動で自分から苦労を背負い込む性分でしたし、20代の頃はとにかく夢中で仕事をしていましたので、仕事は仕事と割り切れず、うまく立ち回れなくて仕事を抱え込んでしまう自分を呪ったり、他人を羨んだりしたこともありました。でも年を経て、特に役職に就いてからは、色々な人がいるんだということがわかりましたし、教育部メンバーの人生がハッピーになればいいと思うのと同じように、誰であっても人それぞれ幸せを掴めるよう必死ならいいんだと考えるようになりました」

たとえ周りが、女性だからとか若いからという視点で自分を見ていたとしても、信念を持って自分のやりたいことを熱心に、そして常に女性としての気遣いを忘れずに対応すること。それが、女性とか役職者という以前の、一人の人間としての豊田の生き方だ。

「“船頭多くして船山に登る”という諺があります。ですからなるべく各課長やリーダーに担当業務の運営を任せるようにしています。助けが必要そうな時には、勿論手を差し伸べますし、常にアンテナを張って、メンバーの行動や緊迫度には気を使っていますが、基本的には自分自身で考え、人に頼らないで筋道がつけられるようになって欲しい。私自身が親にそのように育てられたことが影響しているのかもしれません」

子供の頃からあこがれていた教員にはならなかったけれど、アシスト教育部で扱う研修ビジネスやeラーニング製品にも、そして上司として日々携わる部下の育成にも、豊田は教職以上の満足感を感じている。

文責: 株式会社アシスト 広報部 喜田 真弓
お問合せ:press(アットマーク)ashisuto.co.jp 03-5276-5850

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