オヤジ・オバハン世代が時代に取り残されていく理由

2010.07.08

営業・マーケティング

オヤジ・オバハン世代が時代に取り残されていく理由

片桐 かほり

いつの時代も若者は最先端を堪能し、年を取った者は時代に遅れていく。 それは使う物だけでなく、生活や考え方でさえそういった傾向がみられる。 なぜそんな現象が起きるのか? 若い頃と中年になった今の自分とを比較して考えてみた。

この夏、黒い巨大スイカが話題をさらっているらしい。

皮に縞模様がなく全体が真っ黒。

これをダイナマイトに見立てて「ダイナマイトスイカ」というそうで、パッケージも黒と赤を使って「ダイナマイト気分」を盛り上げているそうだ。

たいていこんな一発屋的食材の味はイマひとつであるが、このスイカはどうなのだろうか。

価格は1.5倍ほどだそうだ。

買い物に子どもがついて来たらノリで買ってしまいそうになるだろう。
そこが狙いか。

それにしても、スイカ・・黒ですか・・

夏の定番食材・スイカといえば、緑と黒の縞模様のイメージが強い。

スイカといえば、緑と黒の縞模様なのだ。

そういえば以前は「白いタイヤキ」が随分話題になっていた。

ブームになると一度は試してみたくなるというのが人情か。

一時期はお店の前は大行列になっていた白いタイヤキ屋が今は見る影も無く。

「やっぱりタイヤキはオーソドックスな黄色い生地が一番なのよ」
と皆、口を揃えて言う。

白いタイヤキの少し前には、メロンパンが異様に流行っていたことも思い出される。
このブームが去るのも早かった。

最近は珍しい食品が出現しても、敢えて購入しようと思わない。

これが40代というものなのか。

アイスを買うなら、グリコ「ジャイアントコーン」のチョコナッツ。

赤城の「ガリガリくんアイス」だったら、さっぱりレトロなソーダ味が一番いい。

ガムならロッテが定番だが、最近は「Fit's」花盛り。

佐々木希ちゃん、腹立つくらい可愛いね。

でも噛むとフニャンフニャンじゃ物足りないのだ。

「若者向け商品はこれだから・・益々アゴが退化するよ」と要らぬ心配。
やっぱり従来商品を選ぶし、味は「梅」でキマリ。

消しゴムなら「MONO」。
ほんとによく消える。

タワシなら「亀の子ダワシ」が最強!
お掃除をする者なら、この商品の凄さは毎回実感できるはずだ。

最新のマーケティング・フレームワークをもってしても、この商品の優秀性を明確に評価できるのか?と疑問に思うくらいシンプルな構造であるところが堪らなく愛おしい。

こんなふうに思うのは私だけではなさそうだ。

コンビニでの成年層チョコレート売れ筋商品ランキングでは、定番中の定番である明治「ミルクチョコレート」やロッテ「ガーナミルク」が安定した人気を誇る。

なめらかで美味しい、というシンプルな理由。

チョコレートならチョコレートの味だけで勝負して欲しい。

(こんな頑固な表現は若い頃はしなかった・・)

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