主婦の購買琴線/最前線 (洗剤編)

2010.07.19

営業・マーケティング

主婦の購買琴線/最前線 (洗剤編)

片桐 かほり

主婦の井戸端会議は販促ネタが豊富な宝の山!そんな会議をソースにして主婦の購買琴線の最前線をお伝えします。今回のお題は「洗剤」。

主婦の仕事は待ったなし!相当具合が悪いとき以外は毎日必ず行う家事。
その中でも「洗濯」は重要な仕事のひとつです。

洗剤は様々な改良を加えられ、固形洗剤から粉状洗剤、そして今は液状洗剤市場が拡大していますが、その都度主婦はその恩恵を受けてきたわけです。

日経POSデーター(平成2010年5月17日~6月13日)の衣料用液体洗剤ランキングによると、1位はアタックNeo400g(花王)。
これはすすぎが一回に抑制される優れもの。

時代はエコブーム真っ只中でありその波に上手く乗っている。
さらに水道代が少しでも浮くというのは主婦にとってはうれしい。
だからこの商品が1位を獲得するのは納得できる。

だいたい手っ取り早く主婦の購買琴線に触れるには、何かしら「お得感」を揺さぶることである。
主婦たるもの、例え一円でも得になると思えば心が動く。
ほうれん草が3円安ければ隣の町までガソリンを使ってでも買いに行く、という不経済なことまでしでかしてしまう私たち主婦。

ただしこの「お得感」に影響されるのは、若年層や比較的生活レベルが低い層が多い。
ある程度の年齢層(30代後半以降)はお得感だけでなく、「商品価値」を重要なチェックポイントとする場合が多いからだ。

だから単に「お得感」があるだけでは1位は死守できない。

YAHOOバリューインサイトの調査(2009年10月)によると、【食品類】と【日用生活品類】でPB商品が購買中心だというのはトイレットペーパーのみが13,7%と10%超えにはなっているが、その他の商品では10%にも満たない。
逆にNB商品(ナショナルブランド)のようなPB以外の商品が購買の中心であるというのは平均的に40パーセント近くある。
ちなみにPB,NBを使い分けている層は約30%なので、今後この層を取り込むことが大きな課題となるそうだ。

いま、注目の洗剤がある。

まずは2位のトップNANOX500g(ライオン)。
これはライオンの独自量産技術を持つ植物由来の化合物MEEにより、繊維の内部から汚れを落とすという強い洗浄力。
もともと「汚れを落とすこと」が洗濯の一番の目的。この点を強化されると購買琴線が揺さぶられる。

そして5位の「ふんわりニュービーズジェル」(花王)は仕上がりが柔らか。
特に夏場の洗濯物は強い日差しでバシバシになりやすく、頑固なシワになるのが困りもの。
何より家族が嫌がるし、小さな子どもがいる家庭ではデリケートな皮膚を傷つけたくないので特に注意したいところ。この点を攻めてこられると主婦としてはヨロメクところがある。

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