■ギャラ5割カット?
広告に出演する有名人に必要な心得とは?

2010.06.04

営業・マーケティング

■ギャラ5割カット? 広告に出演する有名人に必要な心得とは?

小野寺 洋
株式会社JIMOS 通販広告研究所 所長/ビジネスディレクター

 不況の影響をもろに受け、企業の広告費はなかなか回復の兆しが見えない。  そんな状況下において、これから「CMに出演したい」と考える有名人が行うべきこととは・・・?

■「CMに出演する」ことは、「社員の一人として振る舞う」こと

 ソフトバンクのCMに出演するSMAPは、CMが決まった後、メンバー全員が携帯電話をソフトバンクモバイルに乗り換えたという。

 また、かつて、和田アキ子さんは自身の出演する「アッコにおまかせ」の中で、CMに対する想いを次のように語っていた。

「例えば、自分がコンビニなどでお茶漬けを買うなら、(CMに出演させてもらっている)永谷園を買うのは当たり前だと思う。だってこんな私に期待してくれたスポンサー様からお金を頂戴しているわけだから、普段の生活の中でも、その期待を裏切ることはあってはならないと思う」。

 この発言を聞いたとき、私は、「この人は、CMに出演するタレントの鏡。真のプロフェッショナルだ」と感じたことを今でもリアルに覚えている。

 芸能人の数が多くなる一方で、企業CMの数は少なくなる時代。広告をプロデュースする立場の人間として、私は、タレントのみなさまにお伝えしたい。

「これからの時代、CMに出演するタレントには、まさに企業の『広告塔』として、『社員の一人』になりきって、責任ある行動をすることが求められますよ」と。

 CMに出演しているときだけでなく、普段の行動、言動そのものが問われる時代になっているのだ。

小野寺洋(株式会社JIMOS)

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小野寺 洋

小野寺 洋

株式会社JIMOS 通販広告研究所 所長/ビジネスディレクター

「効く広告」の研究とプロデュース、講演活動等を生業としています。 【略歴】 大学卒業後、出版社に入社。お客様と商品の“接点”開発に目覚める。 2005年より、株式会社JIMOSにて自社通販ノウハウを元にしたダイレクトマーケティング支援事業を行う。大手代理店にはない独自のアイディアや成功法則を武器に、広告をプロデュース。教育、食品、美容など、数多くの分野で成功を収める。 1973年佐賀県生まれ。佐賀大学理工学部卒。

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