作業計画だけでなく クライアントのバックグラウンドも捉えよう!

画像: designmilk

2015.07.27

経営・マネジメント

作業計画だけでなく クライアントのバックグラウンドも捉えよう!

赤秀 有為
エフィジェント株式会社 代表取締役コンサルタント

プロジェクト成功に向けて、「クライアントはそれぞれどんな立場でどんな責務を負っているのか?」「このプロジェクトに何を期待しているのか?」また「どんな性格か?どうコミュニケーションを取るべきか?」等を見据えた上でプロジェクト遂行する必要性について提言する。

■プロジェクトの成功とは?
「プロジェクトの成功とは、プロジェクトステークホルダーが満足する事。」
(以下、便宜上 上記ステークホルダーをクライアントと記載)
クライアント満足と言っても、たいてい複数の担当者がいるので難しい!それぞれ立場も異なり、意見も異なる。なので、(プロジェクトオーナーの意向を優先等)各担当者の力関係も鑑みて、バランス良く満足を提供できる様 取り計らう必要があります。
特に、このクライアント満足は、プロジェクトマネージャが中心となってマネジメントすべきものになります。

■クライアント満足に向けて、
現状のプロジェクト現場を見ると、上手くクライアント満足を追求できていない様に見受けられます。

問題は、”作業計画”ばかりにフォーカスしてプロジェクト遂行にあたっている点である。
作業計画とは、プロジェクトの計画フェーズで、クライアントと共に“作業スコープ”や“作業項目“や”作業スケジュール”等を検討して合意して、それをプロジェクト作業計画として取り纏められたもの。
で、作業計画はもちろん大事である。クライアントと合意して作られたもので、クライアントの思いがたくさん詰まっているものなので。ただ、計画フェーズ時点のものですが、、、

作業計画は、あくまでも計画フェーズで作られたもの。プロジェクト進行と共に、プロジェクトの最終成果イメージが具体的になってきて、当初の計画から軌道修正すべき点が出てくるものである。特に、期間の長いプロジェクトや上流工程フェーズのプロジェクトにて。
要は、作業計画とは変更されうるもので、絶対的なものではありません。なので、作業計画に依存しすぎる事は、負のリスクが大きいと言えます。

では、クライアント満足をどのように追求すべきか?
クライアントの各担当者は、「それぞれどんな立場でどんな責務を負っているのか?」「このプロジェクトに何を期待しているのか?」また「どんな性格か?どうコミュニケーションを取るべきか?」等。
このようなクライアントのバックグラウンドを見据えつつ、作業計画を遂行していく事が必要である。
こういう意識を持って作業を進めることで、いざ作業スコープや作業スケジュールが変更される等といった事態にも、バタバタ慌てずに対応できる作用ももたらされます。

■クライアントのバックグラウンドを見ていない!?
では、現状のプロジェクトメンバは、クライアントのバックグラウンドを見ていないのだろうか?
いえいえ、実は結構見ているのです。

次のページみんな無意識にクライアントのバックグラウンドを見ている...

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赤秀 有為

エフィジェント株式会社 代表取締役コンサルタント

慶應義塾大学 環境情報学部卒。IBM/サン・マイクロシステムズ/PwCコンサルティング社にて、いずれもコンサルタント職として計10年在籍。 その後、エフィジェント社を創業し、代表コンサルタントとして、システムコンサルティング、システム開発活動に従事。専門システムは、デジタルサイネージ/EC/業務システム。

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