企業の内部、外部にある「環境」を考える

2010.02.16

経営・マネジメント

企業の内部、外部にある「環境」を考える

伊藤 達夫
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

今日は、企業の「環境」のお話しです。環境問題で言う環境ではなく、内部環境、外部環境で言う環境です。企業におけるロジカルコミュニケーションの講座を今度やるので、その内容を頭出しするような内容の第2弾です。

 これまでも、「環境」という概念について、たまに触れてきましたが、そのものを扱ったことはないので、環境とその意味合いの変化について、まともに書こうと思います。

 いくつか、Twitterへのポストを振り返ります。

①リサーチは学習して、その先にある認識に向かうためであって、リサーチの結果そのものが認識内容ではない。そりゃ、認識内容そのものにできればいいけど、それはコストが見合わない。高級コンサル入れるなら別だけど。

②たまに、知的好奇心からなんとなく知りたい!と言ってリサーチを発注する人がいるのだが、意味はない。仕事をやってる感が出る、もしくはやった気になるだけ。

③では、なぜ新しいことを認識しようという意思が芽生えるのか?それはゴールの達成に必要と考えられるから。ゴールの達成のためにどうするのか?という問いと同時に認識すべき領域が提示される。

④そもそも、周囲の環境はもともとある。しかし、ゴール設定によって、フォーカスする環境が違ってくる。これは意識的優先度付けと同時に、無意識的フォーカスも同時に存在している。

⑤ファクトは周囲にある。しかし、ファクトの意味合いはゴールによって変わる。全体性によって意味合いが変わってくる。するとアクションも変わってくる。現状、意味合い、アクションは3つは実はどれかを認識すると同時に全てのエンティティと関係が生じている。

⑥認識対象となる環境とその意味合いを考えるのは、戦略と言われる領域では必須のお話し。SWOTはまさに環境を考えるためのフレームワーク。環境を外部と内部に分ける。内部環境は使えるリソースを中心として見る。外部環境は制約条件としてみる。

 環境は、内部環境と外部環境の2つに分けることが多いですね。内部環境は使えるリソースです。外部環境はたいてい制約条件です。ただ、もしも外部にパートナーがいるなら、外部もリソースにできなくはないです。

 ただ、外部リソースを使うのは、高度な技なのでおススメはしません。他人をあてにするのはすごく危険です。そしてコントロール不可能です。動きを読むのもつかれます。

 あと、外部の事例を調べるのもいいのですが、結局自分で考えてやらないとどうにもなりません。真似するのも、型を学ぶ稽古にはなりますが、本質的理解にはなかなか到達しません。そこに到達するつもりならいいですけど、いいとこ取りをしようとしてもできない、に近いですね。

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伊藤 達夫

THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。

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