ディズニーランドが語る色と錯覚の魔術

2009.04.27

営業・マーケティング

ディズニーランドが語る色と錯覚の魔術

山田 美帆
カラーコンサルタントRosa 代表

世間はいよいよGWに突入し、多くの人たちが行楽地へと出かけていきます。その代表と言えばやはり東京ディズニーランドですね。多くの人たちの心を癒してきた『夢と魔法の国』は色彩という観点からみても驚くべき工夫がなされています…

皆様こんにちは♪
カラーコンサルタントRosaの山田美帆です。

世間はいよいよGWに突入しました。
中には16連休という方もいらっしゃるかと思いますが・・・
皆様の中には家族でディズニーランドに行かれる予定の方も
多いかも知れませんね。

ディズニーランドと言えば『夢と魔法の国』
子供だけではなく大人も楽しめて、
何度もリピートしたくなるテーマパークです。

さすが『夢と魔法の国』ですから、
『敷地内から外部の風景が見えないようになっている』、
『お客様に時間を忘れて楽しんでもらうために時計を置いてない』、
『雰囲気を壊さないために園内放送はない』、
『行列が見た目で長く感じないように、何度も折り返しをつける』
など様々な工夫がされています。

今回は私の専門である色彩の面から観ていきたいと思います。

まず、ディズニーランドは7つのテーマランドに分かれていて、
その一つ一つに年代が設定されています。
だからそこにある建物の色などは、
その年代にふさわしい色で塗られているのですが、
色が劣化しないように、頻繁に塗り直しをしているそうです。

また、それぞれのテーマランドごとに
床の色も変えていることはご存知ですか?
それは、床の色を変えることによって、
『ゲスト(お客様)の気持ちが切り替わる』心理を用いてるからです。

このような方法を『ゾーニング』と言いますが、
ゾーニングされているのは、建物の色や床の色だけではありません。
そのゾーンごとのキャストの衣装もしっかり
そこの色や雰囲気に合わせています。
だからゲストは、テーマランドが変わるごとにゾーンが変わったことを実感し、
よりいっそう楽しい気分になることができます。

この『ゾーニング』はテーマパークに限らず、
色々なところで使える手法ですよね。

ところで、ディズニーランドと言えば、『シンデレラ城』が名物ですが、
実はお城の色にも大きな工夫がされているのです。

シンデレラ城といえば、青と白で塗られていますよね。
これは実は『色の心理』を利用してるのです。

色には『進出色』と『後退色』とがあって、
前者は赤やオレンジや黄色など、前に飛び出て見える色、
そして後者は、青など後ろに引っ込んで見える色を表します。
ということは、シンデレラ城は後退色なので、
実際よりも遠くに見えるのです。

入場して、ワールドバザールを抜けて、
パッと目に飛び込んできた光景。
シンデレラ城がはるか遠くに見えるところが、
まるで中世のヨーロッパのようですね。
しかも空間を広く感じさせることによって、
わくわくした気分を高める効果もあるのです。

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山田 美帆

カラーコンサルタントRosa 代表

Ciao!カラーコンサルタントRosa代表の山田美帆です。 INSIGHTNOWのリニューアルに伴い、3年ぶりに戻ってまいりました! これからもINSIGHTNOWの「色物」として頑張ります(笑) こちらでは、カラーマーケティングをはじめとして、女性マーケティング・ビジネスマナーについてお話したいと思います。 また、美容やアンチエイジングについても書いていくつもりです。 どうぞよろしくお願いいたします♪

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