set up for success 
<すごい会議 手順その7~11>

2009.04.14

経営・マネジメント

set up for success  <すごい会議 手順その7~11>

大橋 禅太郎

会議は実は準備段階で、成功するかどうかが8割型きまっている。今回は、その準備段階について説明する。

3.リーダーの意思
この会議が終わった時に、どんな成果が出ていれば、自分自身にとって一番価値があるか?

この質問の答えを1分で書いてみる。

多くの(普通の)の経営者は、「会議でなにが得られそうかの予想」を会議の目的にする。それでは、会議をしてもさほど変わらない。会議後に出す具体的な成果をイメージして目的とすることによって、「それだったら、こいつも呼ぶか」とか「事前に鈴木さんにXX調べておいてもらう」といったことになり、普通では得られない成果が出る。毎回、その時点ではやり方がわからなくても、「どんな成果が出ていれば、自分自身にとって一番価値があるか?」という質問に正直に向き合ってみて、必要な準備や、覚悟を決める。そうすれば、呼ばれた参加者も、参加しがいがあるというもの。

<すごい会議 手順その8>
「この会議が終わった時に、どんな成果が出ていれば、自分自身にとって一番価値があるか?」の答えを紙に3秒で書き始める。

4.集中できるセットアップ
集中を妨げる2つの要素。
?携帯の(マナーモードの)ブルブルが鳴る
?外からメッセージが届いて「Yさんがすぐに電話してくれと言ってました」
すごい会議では、どちらも起こらない。

<すごい会議手順その9>
携帯はオフにする

<すごい会議手順その10>
会議室の外に「この部屋にいるメンバーへのメッセージはここにポストイットで貼付けておいてください」と印刷したものを貼っておく。

携帯オフにすると仕事にならない? 
同業種でミーティング中に携帯がマナーモードでもオンになっているきちっとした会社と、そうでない会社では、前者の方がパフォーマンスがいい。

外部からのメッセージについても同様。
                                                                     
                                      
                               

5. オンタイムでスタートする

10時スタートと決めた会議が、実際は何時、何分、何秒に始まるかで、その会社の「ぬるさ」がかなり正確にわかる。10時と10時2分は全く意味が違う。試しに、次回のミーティングはオンタイムでスタートしてみる。すると今までなにが問題だったかわかる。(またはスタートできなくて、何が問題かわかる)

<すごい会議手順その11>
オンタイムでスタートする。

------
コメントの交換が主だった会議から、提案の出る会議へ。
約束が守られない会議から、約束が尊重される会議へ。
一部の人しか意見を言わなかった会議が、皆から活発に意見の出る会議へ。
会議をやらなかったら起きなかっただろう成果が出る会議へ。
会議が終わったあと、エネルギーが上がっている会議へ。

そんな会議を実現するために、
まずは手順その7,8,9,10,11を実行してみよう!

続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。

Ads by Google

この記事が気に入ったらいいね!しよう
INSIGHT NOW!の最新記事をお届けします

一歩先を行く最新ビジネス記事を受け取る

ログイン

この機能をご利用いただくにはログインが必要です。

ご登録いただいたメールアドレス、パスワードを入力してログインしてください。

パスワードをお忘れの方

フェイスブックのアカウントでもログインできます。

INSIGHT NOW!のご利用規約プライバシーポリシーーが適用されます。
INSIGHT NOW!が無断でタイムラインに投稿することはありません。