5月病に関する考察

2009.04.08

組織・人材

5月病に関する考察

内田 正志

新入社員育成における重要なポイントとして「5月病」があると思います。その5月病は、なぜ発生してしまい、本来どのようにケアするのが良いのでしょうか?

私は、新入社員が5月病にかかってしまうよくあるケースとして、以下のようなものがあるのではないかと考えています。

 

 

【5月病の発生プロセス】

①ケアすべきストレスを精神的なものではなく、体力的なものであると勘違いしてしまう。

②週末などの体力の消費を避けるため、自分の趣味などの時間を削り、知らないうちに精神的なストレスをためてしまう

③精神的なストレスが限界に達し、5月病に陥ってしまう

【5月病の防止プロセス】

①ケアすべきストレスは精神的なものであり、精神面が充実していれば体力面はなんとかなるということを認識する

②多少体力的に無理をしても、週末に自分の好きなことをすることで、精神的なストレスを発散させる

③精神的なストレスを自らコントロールすることができるようになる

体力面に関しては、もちろん人によって状況は異なりますし、誰にでも限度はあるので、充分考慮しなくてはならないと思います。

しかし必要以上にケアしすぎることによって、精神面のストレスを気づかないうちに溜めてしまうことが、最も気をつけなければならない点なのではないかと考えています。

そして、その上で重要なのが、週末を効果的に使用することで、ストレスを発散する術を自分なりに見つけることなのではないかと思います。

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