参加者全員が発言する方法 <すごい会議 手順その2・3>

2009.03.31

経営・マネジメント

参加者全員が発言する方法 <すごい会議 手順その2・3>

大橋 禅太郎

会議で参加メンバーに意見を求めたら、何人の人が発表するだろうか? 今まで2人しか手を挙げなかったのに、参加者全員から意見が出て来る会議にする手順を説明する。

では、どういう時にリーチをして、
どういう時にリーチをしない方がいいのか?

麻雀の本で勉強するという手もありますが、それよりも
こういったケース一般の学習方法をマスターしていた方が手っ取り早い。
それは、「濫用戦術」「禁止戦術」を一ヶ月試してみること。

例えばリーチの場合、僕は禁止戦術を一ヶ月試してみました。
つまり、あと一枚になっても絶対に「リーチ」を掛けなかったのです。

すると、今までだったら相手が警戒したためにアガれなかったケースで、
「おっや!」と感じるほどアガることが沢山できました(でも点数はちょっと低い)。

するとどうでしょう!
一ヶ月後、僕は新しいバランスの上に立っていました。
つまりリーチをかけない方がいいのはどういう時かが
体でわかるようになってきたのです。

この禁止戦術は、「使い過ぎ」の時に効果が出ます。

逆に、新たな手順ややり方に出会った時で、
今まで「使わなさ過ぎ」だったパターンには、「濫用戦術」がおすすめです。
とりあえずなんにでも使ってみる。
例えば「紙に発表してもらう」という手順も、
会社の帰りに、飲み屋で何かを注文する時でさえも、メンバー全員に紙に書いてから発表してもらう。
するとどのケースだとご利益の方が大きいか、が体感できます。

すごい会議 手順その2
紙に書いてから発表する
をマスターするには…

すごい会議 手順その3
新しいやり方は、期間を決めて濫用する
手順その2と3を同時に使うと、そのご利益が良くわかります。

コメントの交換が主だった会議から、提案の出る会議へ。
約束が守られない会議から、約束が尊重される会議へ。
一部の人しか意見を言わなかった会議が、皆から活発に意見の出る会議へ。
会議をやらなかったら起きなかっただろう成果が出る会議へ。
会議が終わったあと、エネルギーが上がっている会議へ。

そんな会議を実現するために、
まずは手順その2、3を実行してみよう!

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