人の名前を利用したブランディングの限界

2009.03.05

営業・マーケティング

人の名前を利用したブランディングの限界

伊藤 達夫
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

パーソナルブランディングが提唱されてもうだいぶ時間がたつと思います。他の人の名前を最大限利用するとか、そういうゲリラ的?とも言える主張がなされていますね。でも、そろそろそういうのも厳しいのでは?と思うのです。

 「はてな」で支持を集めている、一般の方のブログも非常に読み応えがある、表現物ですよね。まさにクリエイティブです。

 人々はここまで自己表現をするようになり、その動きは加速しています。Web上だけでなく、リアルな空間でも、ファッションで自己表現をする人もいれば、ダンスで自己表現をする人もいます。

 ユーチューブに自分の生活をアップしてアイドルになってしまったニュージーランドの女の子もいるようですね。

 恵比寿や中目黒では、ストリート系のファッションに身を包んだ若者が、ビルのガラスを鏡代わりに、狂ったようにダンスの練習をしています。彼らがなんの大会に出るのか知りませんが、私には夢中で自分を表現し続けているように見えます。

 このインサイトナウも、コンサルティングに携わるビジョナリーがビジネス系の読者のために、表現をするメディアですね。会員は10000人を超えました!とバナーが出ていますが、この急成長はすごいと思います。

 私がここで書き始めた2008年2月。こんな事態は想像しませんでした。わずか1年の間にこんなに成長してしまいましたね。

 こういう「人が集まる場で書きたい!」というニーズも増加していると思います。

 そんな中ですから、そろそろ自分の言葉で自分の考えを語ってもいい頃じゃないかと思います。初速はそりゃ、人の名前を使ったほうが上がるは上がると思いますけど。

 ただ、Webの世界で頭を鍛えた読者はしっかりと真贋を見極めるのではないかな、と思います。いや、心理操作を駆使して、読者を操ろうとしている人もいるでしょう。

 そういうことをしない良心というのがWeb社会では大事だと思いますが・・・。

 数の多寡はあれ、自分の言葉で語り始めると、その表現が好ましいと思う人はその表現に惹かれてファンになるのではないか?と思います。

 「人の威をかるブランディング」というのは、技術論としては大事なんですよ。それはわかってます。

 でも、パーソナルブランドの本当のバリューはあなたの表現というか、あなた自身というか、あなたの清き魂そのものというか、そういうものだと私は思うのです。

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伊藤 達夫

THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。

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