結露を学ぼう!

2008.11.17

ライフ・ソーシャル

結露を学ぼう!

敷浪 一哉

寒い季節がやってきました。我々日本人は、結露はしょうがないもので、結露と付き合いながら生活をするものだという認識を持っていますが、実はそうではありません。結露は防げます。 そんな話です。

みなさん結露って知ってますか?
もちろん「知ってるよ!!」とおっしゃるでしょうか。日本に住んでいるのなら1度は経験がありますもんね。

じゃあ結露ってなんでおきるか知ってますか?
こうやって聞くと大体の人は「う~ん・・・」ってなるでしょう。

外は同じ気温、部屋の中も同じ気温なのに、結露する場合と結露しない場合があるんです。
こうなってくるとさっぱり何のことやらわからないですね。

これからの季節、いや、これからの人生、必ず知っておいた方がいいですからここで書きましょう。
結露の解説とか言いながら専門用語満載で訳わからないグラフがあったりして、ワケワカンネー なんていう場合が多いですもんね。ここでは皆がわかるようになるべくやわらかく書いてみます。

まず、結露というのは、温度の高いところと温度の低いところの中間で、絶対におきます。
結露が発生する温度差は空気中の水蒸気が多ければ小さく、水蒸気が少なければ大きいです(温度の高い側の空気ね)。

ハイここまで休憩。
そうです。結露って、片方の温度が高くて、片方の温度が低ければ絶対に起きるものなんです。
それじゃ結露は防げないじゃないか!ということになってしまいますが、実はそうではないんです。
ここからは結露する温度差なのに結露が起きない方法を書きましょう。

まず窓ガラス。
これは結露がすぐに見えるからわかりやすいですよね。
窓ガラスで結露が起きるのはなぜでしょうか?
部屋が暖かくて、外が寒いからでしょうか?

実はそうではないんです。
部屋が暖かくて外が寒いだけでは結露は起きません。
窓ガラスが結露するということは、部屋の中の窓ガラスが冷たいからなんです。
部屋の中の窓際が寒いということは、部屋の暖かい空気が窓ガラスに近づくとガクンと温度が下がります。窓ガラスに空気が触れる頃には空気は水に変わってしまうというわけなんです。

どうですか?わかりましたか?
冷たい水が入ったガラスのコップにも水滴がつきますよね。でも、同じ冷たい水が入った紙コップは水滴が付かないですよね。これが結露です。コップの水が冷たいのではなくて、ガラスが冷たいからそこに触れた空気が水になっちゃうんです。紙コップは水滴になるほどの冷たさにはならないから結露しないというわけです。

最近は住宅の窓ガラスがペアガラスになってきています。ペアガラスとはガラスが2枚あって、間に12mmほどの空気をサンドした窓です。
これが結露しにくい訳は、外側のガラスは冷たくなりますが、部屋内側のガラスはあんまり冷たくならないんです。
だから、結露が起こりにくいわけなんです。それでも外側のガラスは冷たいですから、その中間は結露が起こる温度の場所があるということになりますよね。この場合、その結露ポイントはガラスとガラスの間の12mmの隙間の中なんです。でも、そこの部分は結露しません。それはなぜでしょう。
それは、そこの部分には部屋の中の水蒸気のある空気は入っていかないからなんです。密閉状態というわけですね。空気に水分が無ければ、その部分でヒュ~っと温度が下がっても水滴になる水蒸気がないということになるんです。だから、結露が起きないんです。

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