会社でお菓子を食べてはいけないの?

2008.06.05

ライフ・ソーシャル

会社でお菓子を食べてはいけないの?

金森 努
有限会社金森マーケティング事務所 取締役

読者の会社では「会社でお菓子を食べる」という行為は容認されているだろうか?

<“男おやつ”はすっかり定着?――男性社員の約9割は職場でお菓子を食べる >こんな記事がしばらく前にネット上に掲載されていた。(Business Media誠)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0704/03/news005.html

記事は電通消費者研究センターの「オフィスにおけるおやつ事情についての調査」を元にしたもので、<職場でお菓子を食べるかどうか、という質問>の回答が男女別で<「よく食べる」は男性19.0%、女性が36.3%。「ときどき食べる」は男性69.3%、女性53.0%>であり、<女性の方がよく食べているとはいえ、男性にも「オフィスでおやつ」の習慣は根付いていると言えそうだ。>

「男おやつ」とは、なかなか凄いネーミングだと思う。それほどに「男」、特に「男の子」ではなく、オトナの「男」と「おやつ」という言葉は結びつきにくい気がする。
なぜ、そういう感覚になるのかと、年齢別の回答に言及している箇所を見ると<男女ともに若い層ほどよくお菓子を食べている。>ということだ。筆者は40代前半にして老け込んでしまったのだろうか。

しかし、江崎グリコによる調査結果(ITmedia News)によると<江崎グリコは「『男おやつ』は日常的な職場風景になっている」としながらも、年齢が上がるほど「職場で食べるのはみっともない」と考えている傾向><「みっともないと思う」と答えた人の割合が上がり、50代は13.6%と、20代の倍以上>としている。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0609/08/news091.html

40代前半の筆者としては、「自分では食べないが、気にもならない」が正直な感想だったが、調べてみると、ネット上の各種掲示板などでも「職場のおやつは是か非か」は結構活発な議論がなされていた。そして、全体的な傾向としては不思議なことに、論理的で弁(筆)の立つ人の意見は「自粛すべき」という傾向が強いように思えた。それを書き込んでいる人の年齢は全く分からないけれど。

しかし、先の電通消費者研究センターの調査による記事は重要なポイントが記されている。
<職場でのお菓子のやりとりが話題づくりやコミュニケーションに役立っているかどうかを聞いたところ、52.5%が「とても役に立っている/役に立っている」と回答。お菓子のやりとりはしていない、と答えた人は1割しかいなかった。>
残念ながら、これは年齢別のブレイクダウンが記されていないが、「職場のコミュニケーションの媒介」として、お菓子が機能しているのは間違いないようだ。

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金森 努

有限会社金森マーケティング事務所 取締役

コンサルタントと講師業の二足のわらじを履く立場を活かし、「現場で起きていること」を見抜き、それをわかりやすい「フレームワーク」で読み解いていきます。このサイトでは、顧客者視点のマーケティングを軸足に、世の中の様々な事象を切り取りるコラムを執筆していきます。

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