【インサイトナウ編集長対談】第2回 Z世代はMANGAで掴め!~漫画は最強のマネジメントツール~

2026.02.16

経営・マネジメント

【インサイトナウ編集長対談】第2回 Z世代はMANGAで掴め!~漫画は最強のマネジメントツール~

INSIGHT NOW! 編集部
インサイトナウ株式会社

これまで数々のピンチのときに、漫画の力に助けられたと語り、現在、日本のポップカルチャー・コンテンツを世界に広げるべく活躍中の保手濱彰人さん。著書『武器としての漫画思考』(PHP研究所)がベストセラーとなり、今後は漫画を活用した、人財育成にも注力すると語る保手濱彰人さんにお話しを伺いました。 聞き手:猪口真

保手濱  成人発達理論(人は成長の過程で、物事の捉え方や価値観の枠組みそのものが段階的に変化していくと考える理論)とインテグラル理論(ケン・ウィルバーが提唱した、個人の内面(価値観・意識)と外面(行動・制度)、個人と集団といった複数の視点を統合し、多様な意見や立場を包括的に理解するためのフレームワーク)は僕のバイブルです。20歳で「起業」という分野に出会った時は、電撃が走ったような衝撃だったのですが、そこから10年以上経ち、この2つの理論に出会った瞬間にも同様の衝撃が走りました。これで、世の中のすべてが説明できると思ったほどです。2つの理論が伝えている本質はとてもシンプルです。人にはそれぞれ異なる価値観があり、その違いを、自分自身の価値観も含めて客観的に認識できるか。その違いの中で、どうやって折り合いをつけていくか。これに尽きると思っています。

            この2つの理論は、マネジメントや対人関係、組織の中でプロジェクトを進める際に生じる個人の価値観や感覚の違いを、パラダイムとして整理し、フレームワーク化しており、世代が違う相手、価値観が違う相手との向き合い方に直結します。ただし、これらの理論をフレームワークから理解して適用するのはなかなか難しい。だから、いきなり理論から入るより、まず漫画から感覚をつかんで適用していったほうが、早いし確実ということです。

猪口     このプログラムでは、「人を満足させるためには、まずは自分を肯定しなければいけない」という考え方がひとつの軸になっていると感じました。これもご自身の経験に基づくものなのでしょうか。

保手濱  国民の主観的幸福度に関する統計によると、日本人の幸福度は世界でもかなり低い水準にあります。僕の実感としても、日本のカルチャーにはつねに否定が前提としてあるように思います。「自分は足りない」「自分はダメな存在だ」と刷り込まれるような環境があり、それが日本人の自己肯定感の低さや主観的幸福度の低さ、さらには自殺率の高さへとつながっている。それはとてももったいないし、健全な状態だとは言えません。

            この状況を打開するためには、まずは自らが自分を肯定することが大切です。自分のことを肯定できてはじめて、他人のことも肯定できるようになります。自分を否定することで頑張らないといけなかった社会から、人それぞれが、まずは自分の価値を肯定し、お互いのことを理解して認め合える社会へ。「多様性」という言葉が上滑りしている状況が続いていますが、本当の多様性とはまさにこの状態を指すと思うのですね。僕自身もまだまだなので、自分自身も今回のプログラムを通じて成長して、そして本当の意味での主観的幸福度の高い世界を実現したい。今回のプログラムはそんなビジョンも持っています。

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